浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

TOPIXと日経平均の値動きってどれくらい違うのだろうか?比較してみた

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

日本で有名なインデックスというと日経平均とTOPIXだと思います。

 

両者の違いについて、私はあまり深く考えずに採用されている銘柄数が違うとか、銘柄数の違いから日経平均は値動きが荒い、これから株価が上がるときにTOPIXに先行して上がるのでは?なんて考えていました。

 

また、投資信託では日経平均の方が、TOPIXに比べて信託報酬率が低いように見えていたので、日経平均だけ持っていればいいのかな?分散するならTOPIXに連動する投資信託の方がいいのかな?とどっちつかずで、両方とも保有している状態です。

 

でも、実際のところどうなのでしょうか?信託報酬率の方は改訂されることもあるので、時期的な問題も含まれていると思いますが、改めて見てみたいと思います。

 

 

 

 

日経平均とは?

日経平均株価は、東証第1部の上場銘柄のうち株式市場を代表する225銘柄で算出される指数です。採用されている225銘柄の株価の平均値。ただし、連続性を保つため分母は除数という形で調整されている。

 

日経平均と似た計算方法で指数化しているものにダウ工業平均があります。

 

組入上位10銘柄

銘柄 業種 構成割合
ファーストリテイリング 小売業 7.04%
ソフトバンクグループ 情報・通信業 4.61%
ファナック 電気機器 4.52%
東京エレクトロン 電気機器 3.36%
KDDI 情報・通信業 3.12%
京セラ 電気機器 2.56%
ダイキン工業 機械 2.09%
信越化学 化学 1.90%
日東電工 化学 1.79%
テルモ 精密機器 1.75%

※iシェアーズ日経225ETF 2017年11月30日現在

 

 

セクター別上位10

業種 構成割合
電気機器 20.16%
情報・通信業 11.13%
小売業 10.18%
化学 9.02%
医薬品 6.98%
輸送用機器 6.20%
機械 5.29%
食料品 4.69%
サービス業 4.08%
精密機器 2.98%

※iシェアーズ日経225ETF 2017年11月30日現在

 

 

 

TOPIXとは?

TOPIX(東証株価指数)とは、東証1部に上場している全銘柄を対象に、浮動株調整後の時価総額を指数化したものです。東証1部の会社数は2,031社(2017年10月末現在)、日本株式市場の96%をカバーしています。

 

TOPIXに似た計算式の指数としてS&P500があります。

 

組入上位10銘柄

銘柄 業種 構成割合
トヨタ自動車 輸送用機器 3.32%
三菱UFJFG 銀行業 2.14%
ソフトバンクG 情報・通信業 1.63%
日本電信電話 情報・通信業 1.61%
ソニー 電気機器 1.35%
三井住友FG 銀行業 1.32%
本田技研 輸送用機器 1.31%
キーエンス 電気機器 1.24%
KDDI 情報・通信業 1.11%
任天堂 その他製品 1.08%

※iシェアーズTOPIX ETF、2017年11月30日現在

 

 

セクター別上位10

業種 構成割合
電気機器 13.79%
輸送用機器 8.69%
情報・通信業 7.78%
銀行業 7.22%
化学 7.20%
機械 5.37%
小売業 4.50%
食料品 4.40%
卸売業 4.35%
医薬品 4.33%

※iシェアーズTOPIX ETF、2017年11月30日現在

 

 

 

比較

TOPIXは私のイメージする日本を代表する企業が上位に来ており、これぞ日本のインデックスという印象を持ちました。

 

一方で日経平均は、日本を代表する225社と言いつつトヨタ自動車が出てこない??という不思議な現象が。採用されていないのかと思い探して見たところ、18位にいました(iシェアーズ日経225ETF採用銘柄より)。その構成割合は1.14%とファーストリテイリングの1/6です。

 

なんでこんなことになっているのかと、株価を見てみたらファーストリテイリング(9983) の株価はなんと43,660円。トヨタ自動車(7203)は7051円だから、しっかり株価の違い分が構成割合の違いになっていました。

 

 

 

パフォーマンスの比較

いつも通り「私のIndex」サイトより引用させていただいておりますが、日経平均に配当込みというのがなかったので、共に配当なしでの比較になります。また、データは10月31日時点の情報

 

日経平均

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TOPIX

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比較

リターンは、時期によって日経平均の方が良かったり、TOPIXの方が良かったりとばらばら。一方でリスクは一貫してTOPIXの方が低い。

 

最初に100円投資して20年間保有していた場合、日経平均は135円、TOPIXは137円と共にプラスかつ、差は誤差の範囲みたいですね。また、バブルの頃1986年~1990年頃に購入していたら未だ元本割れのまま。(100円投資の欄)

 

 

 

値動きの比較

他の銘柄でもそうだったけれど、別のインデックスなのにあまり違いが出ないことが多くビックリしますね。今回は国内のインデックスということで情報も取りやすかったのでもう少し色々とみてみたいと思います。

 

過去10年の比較

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約10年前の2007年1月以降の日経平均とTOPIXの値動きを比較したものです。共に2007年1月4日時点の値が10,000になるように調整しています。

 

また、日経平均の情報はニッセイ日経225インデックスファンドより、TOPIXの情報は、ニッセイTOPIXオープンの情報を使用しました。

 

信託報酬率の差、配当込みか否か等違いがあるかもしれませんが、傾向はざっくりつかめると思います。

 

この中で4つのポイントをさらに細かく確認してみました。

リーマンショック時の下落局面で差がでたのか?アベノミクス開始頃の上昇局面で差がでたのか?広がりつつあるように見る乖離はどれくらいの割合で差がついているのか?

 

 

リーマンショック時の下落局面

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過去10年比較で使用したデータを2008年1月4日が10,000となるように調整して、1年半の値動きを比較してみました。差が分かりやすいようにスケールも変えています。

 

ほとんど僅差ですが、下落局面では日経平均の方が微妙に大きく落ち込んでいる箇所が見られます。TOPIXも日経平均と同じ水準で下落していますが、比較的マイルドな値動きに見えます。

 

 

アベノミクス開始頃の上昇局面

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過去10年比較で使用したデータを2013年1月4日が10,000となるように調整して、1年半の値動きを比較してみました。差が分かりやすいようにスケールも変えています。

 

こちらでも両社の値動きはほとんど同じですね。2013年12月頃は日経平均の上昇が鋭く、その後にTOPIXが緩やかに追いついているように見えます。

 

 

日経平均とTOPIXが乖離し始めた局面

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過去10年比較で使用したデータを2009年7月1日が10,000となるように調整して、1年半の値動きを比較してみました。差が分かりやすいようにスケールも変えています。

 

今までと変わって、上昇時に日経平均が大きく動き、TOPIXも追いつきそうに見えて追いついていないように見えます。

 

 

日経平均とTOPIXの乖離が広がり始めた局面

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過去10年比較で使用したデータを2014年6月2日が10,000となるように調整して、1年半の値動きを比較してみました。差が分かりやすいようにスケールも変えています。

 

10年間のグラフだとこの辺から日経平均とTOPIXの乖離が広がっているように見えましたが、期間を限定するとほとんど同じ動き。あえて言うなら、これも今まで通りTOPIXの方がマイルドな値動きです。

 

 

比較

2009年頃の差が非常に気になりますが、全般的な傾向として日経平均とTOPIXは上昇局面・下落局面変わらずほとんど同じ動きをするようです。また、TOPIXの方が動きがマイルドで、分散の効果がうまくでている感じでしょうか?

 

それにしても2009年頃には何があったんだろうか??

 

 

 

つみたてNISA採用銘柄に見る信託報酬率の違い

私がインデックス投資を始めた頃、といっても1年半ほど前ですが、日経平均に連動する投資信託とTOPIXに連動する投資信託とでは、日経平均に連動する投資信託の方が全般的に信託報酬率は低い傾向だったと記憶しています。

 

こちらについても洗い直したいと思います。そして信託報酬率が安いインデックスファンドといったら「つみたてNISA」対象銘柄から探した方が簡単そうなので、この対象銘柄かつSBI証券で取扱のあるもので比較したいと思います。

 

つみたてNISA採用商品は、日経平均連動のものが12商品、TOPIX連動のものが11商品でした。このうち日経平均に連動する「しんきんノーロード日経225」はSBI証券で取扱がありませんでした。

 

残り各11商品について信託報酬率を確認したところ、信託報酬率0.2%がひとつの壁となっているようで、ここを境に商品は半減します。そして残った結果が以下になります。

ファンドの規模や、隠れコスト等を考慮していない単純な信託報酬率の比較です。

 

■日経平均に連動する商品

iFree 日経225インデックス 0.1836%

野村つみたて日本株投信 0.1836%

i-SMT 日経225インデックス(ノーロード)0.1836%

Smart-i 日経225インデックス 0.1836%

ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.1944%

つみたて日本株式(日経平均)0.1944%

※信託報酬率は税込み、調査日時点の情報

 

■TOPIXに連動する商品

eMAXIS Slim 国内株式インデックス 0.17172%

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 0.1728%

Smart-i TOPIXインデックス 0.1836%

iFree TOPIXインデックス 0.1836%

たわらノーロード TOPIX 0.1944%

つみたて日本株式(TOPIX) 0.1944%

ニッセイTOPIXインデックスファンド 0.1944%

※信託報酬率は税込み、調査日時点の情報

 

 

 

雑感

今まで感覚的にとらえていた日経平均とTOPIXですが、値動きは意外にも似通っていてビックリしました。投資信託を保有する場合の信託報酬率もほとんど変わらず、これだったら好みで選んでも良いのか?という結果です。

 

じゃぁ、私の好みは?というと、構成上位銘柄がしっくりときて、値動きが比較的マイルドなTOPIXですね。SBI証券で投資信託を1,000万円以上保有していると付与されるポイントが増えるものもあるようですが、そんな金額に達するのはまだまだ先なので、その時改めて見直そうかと思います。