浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)とiシェアーズ・コア米国総合債権市場ETF(AGG)の比較をしてみる【修正】

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

私の米国ETFポートフォリオにも少しですが債券ETFを入れたいと考えていました。当初考えていたのは、「iシェアーズ・コア米国総合債権市場ETF(AGG)」でした。ただ、先日実際に購入したのは、「バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)」です。

 

私が債券ETFをAGGからBNDに変更した理由は、「なんとなく」です。なんとなくBNDの方に気持ちが動いたけで、理由らしい理由もありません。当初AGGにしようと思っていたのは、米国ETFポートフォリオにバンガードが多いのでBlackRock社の方も少し増やそうというレベルでした。

 

ただ、実際のところこの両者に違いはあるのでしょうか?各社のWebページを読んで見ましたがよく分かりません。分からないので違いを比較してみようと思います。

 

 

ファンド概要

  AGG BND
インデックス BB米国総合Idx BB米国総合浮動調整Idx
経費率 0.05% 0.05%
保有銘柄数 6,470 8,248
トータル・リターン(年初来) 3.15% 3.20%
分配金利回り 2.61% 2.49%
純資産総額 524億米ドル 358億米ドル

 

※BB : ブルームバーグ・バークレイズ
※Idx : インデックス
※2017年9月30日基準

 

両者を比較すると、BNDが連動を目指すインデックスには”浮動調整"という言葉が付いているところに目がいきます。ただ浮動調整の有無の違いだとしたら、保有銘柄数の差が2,000銘柄近く違うことが気になります。

 

純資産総額は、1.5倍近い差があるもののどちらも十分な規模と言えそうですね。

 

【2017.12.21 20:30修正】

BNDの純資産額に間違いがありましたので修正しました。

 

 

残存期間構成比

  AGG BND
キャッシュ 0.17% 0%
0~5年 43.44% 43.7%
5~10年 40.54 39.4%
10~20年 3.68% 3.8
20年以上 12.16% 13.1%

 

両社のサイトの情報だと区切り範囲異なるので、同じになるように並べてみました。これはほぼ一緒。あえて違いを言えば、BNDに方がやや長期債券が多いということでしょうか?それでも1%前後の差です。

 

 

 

格付け別構成比率

  AGG BND
米国政府 - 63.8%
AAA/Aaa 71.98% 5.4%
AA/Aa 3.31% 3.9%
A/A 10.63% 11.7%
Baa/BBB 13.91% 15.2
Cash 0.17% -

 

BNDは米国政府を分けているので比較しづらいです、2017年12月現在、米国国債の格付けはAaa(ムーディーズ)です。BNDの米国政府とAAA/Aaa格付けを合算すると、69.2%になります。

 

とするとAGG、BND共に格付けとしては最高ランクのAAA/Aaa(信用リスクが最低限)が約70%を占めています

 

 

 

発行体構成比率

  AGG BND
財務省/政府機関 40.79% 42.4%
モーゲージ・パススルー証券 27.63% 21.4%
金融機関 8% 8.8%
公共/公益事業 2.01% 2.0%
それ以外 21.57% 25.4%

 

両ETFとも同じ切り口での記載ではないので単純比較はできませんでした。うそを承知で似たようなものを寄せて作成した表が上の物です。

 

モーゲージ・パススルー証券という部分で差が出ていますが、これもそれ以外ではほぼ一緒です。

 

パススルー証券

同種複数の債権をプールし証券化したもの。証券化したものを、投資家に売却することで、債権を保有する金融機関が、その債権をもとに、資金調達することが可能となる。

 

代表的なものとして、モーゲージ証券がある。一般に、ファニーメイやフレディマックなどにより保証されたものが多く、信用力も高く、流通量も多い。

引用:野村證券 | パススルー証券(証券用語解説集)

 

モーゲージ証券

一般に、不動産担保融資の債権を裏付けとして発行された証券のこと。 住宅ローンの貸し手であるオリジネーターが、住宅ローンを貸し出し、この住宅ローン債権を証券発行体に売却をする。証券発行体は、これをもとにしてモーゲージ証券を発行する。発行された証券は、元利金支払の保証がされるなど信用力や格付が高められた上で、投資家に販売される。

 

米国においてモーゲージ証券の大部分は、政府系の機関であるジニーメイ(連邦政府抵当金庫)、ファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)、フレディマック(連邦住宅金融抵当金庫)により発行されている。モーゲージ証券は、米国国債と並ぶ高い信用力を有している。ただし期限前償還のリスクがあり、よって投資家は一般的な債券より比較的高い利回りを享受することができる。

引用:野村證券 | モーゲージ証券(証券用語解説集)

 

 

 

値動き比較

過去5年間の値動き比較

 f:id:mixnats:20171220224828p:plain

引用:Yahoo! Finance

 

AGGとBNDの過去5年間の値動きです。濃い青がAGG、薄い青がBND。当初1年くらいはほぼ同じ動きですが、その後はBNDがやや下回っています。全体の動きとしてはほぼ同じ、ただ両者は年々差が開いているように見えます。

 

 

AGGのパフォーマンス

f:id:mixnats:20171220224909p:plain

 

BNDのパフォーマンス

 f:id:mixnats:20171220224941p:plain

 

 

両者比較

上の表は、いつも通り「わたしのインデックス」より引用です。比較すると直近3年間ではBNDのリターンが高い。しかし5年もしくは10年でみれば、リターンはほとんど同じ。リスクも多少の差はあるもののほぼ同じといえそうです。

 

 

 

雑感

iシェアーズ・コア米国総合債権市場ETF(AGG)とバンガード・米国トータル債券市場ETFを比較してきました。並べてみると違いはあるものの、私に分かるレベルの差ではありませんでした。

 

あえて違いを言えば、

・iシェアーズ・コア米国総合債権市場ETF(AGG)の方が純資産規模は大きい
・バンガード・米国トータル債券市場ETF(BND)の方が多くの銘柄に分散投資している
・米国総合浮動調整インデックス(BND)、米国総合インデックス(AGG)

 

の違いくらいでしょうか。

 

どちらにも共通して言えそうなのは、

・純資産規模はどちらも十分に大きい
・高格付け債券比率が高く安定している
・経費率、パフォーマンス、分配金利回りも同じ

 

といった感じ。

 

とすると、両者の違いは私に分かるレベルの差はないので、どちらを選んでも後悔はしないだろう。ということですね。いつか理解できるようになっていきたいとこですね。