浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

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高配当国内株式投資の運用記録(2017年10月末) 増配に伴いポートフォリオの配当利回り上昇中

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

私のリスク資産は、インデックス投資、高配当国内株式投資、高配当米国ETF投資の3つの方法で運用しています。目標配分は、最終投入金額基準でインデックス投資、高配当国内株式投資、高配当米国ETF投資が8 : 1 : 1になることを目指しています。今回は、このうち高配当国内株式で運用している部分についての運用状況記録です。

 

 

運用目標

高配当国内株式投資では、取得金額に対する配当利回りが税引き前で3.0%以上にすることを目標にポートフォリオを作成しています。

 

私の場合、投資資金の限度額が低いため、ミニ株(SBI証券ではS株)や株式累積投資(るいとう)での積立が購入方法の主力になっています。通常、運用資金が低い場合、成長銘柄への集中投資がセオリーかもしれませんが、大きく増やすよりも分散投資で大きなマイナスを出さないことも目標にしているため、このような手段になっています。

 

 

売買状況

売却銘柄

8473 SBI

 

購入銘柄

7203 トヨタ自動車

 

短評

10年以上保有し、評価額がマイナスであったSBI(8473)の一部を売却しました。主な売却は、譲渡益相殺のためです。売却後も日経平均の連騰に合わせるように上昇し続けていますので、追加の売却も検討中です。

 

 

 

ポートフォリオ

2017年10月末現在のポートフォリオは以下の通りになりました。投資銘柄が30社を超えるためグラフでは保有割合上位80%までとしています。

 

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現在、るいとうでトヨタ自動車(7203)を積み立てているため、ポートフォリオ内での比率が圧倒的に高い状況にあります。トヨタ自動車の配当は現時点では未定ですが、前期と同水準と考えると現時点の配当利回りは3.0%になります。目標水準にありますが、構成比率が45%と行き過ぎなので良いタイミングのところで整理したいと考えています。

 

今が売却のタイミングなのか、もう少し様子を見るべきなのか悩ましいところです。

 

 

保有上位15社

証券コード 銘柄 保有割合 前月順位
7203 トヨタ自動車 44.7% 1位
7751 キヤノン 11.5% 2位
8591 オリックス 6.7% 3位
9437 NTTドコモ 4.8% 4位
8316 三井住友 4.2% 5位
9433 KDDI 2.6% 7位
8601 大和証券G 2.5% 8位
8473 SBI 2.2% 6位
3405 クラレ 2.0% 10位
4502 武田薬品工業 2.0% 9位
4327 日本SHL 1.4% 11位
2914 JT 1.2% 12位
8096 兼松エレク 1.1% 14位
8914 エリアリンク 1.0% 13位
4318 クイック 1.0% 圏外

前回保有割合6位であったSBI(8473)の一部を売却したため、10月末では8位に下がりました。

 

 

配当利回り

日本株部分の配当利回りは、増配発表の影響もあり取得金額基準で税引き前3.4%(前月比+0.1%)、税引き後3.0%(前月比+0.1%)となりました。税引き前に比べ、税引き後の配当利回りが高めなのは、NISA口座の効果により一部の配当に20%の配当がかからないためです。

 

 

 

 

つみたてNISAで何に投資する?私のオススメを考えてみた!(新興国株式/MSCIエマージング・マーケット編)

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

2018年から始まる「つみたてNISA」の対象商品は、金融庁の設定した厳しい条件をクリアした商品だけに限定されています。一方で、「つみたてNISA」対象商品は一部を除いて特定口座でも購入できるため、対象商品の内容は知っていて損はありません。

 

 

エマージング・マーケットとは?

成長段階の初・中期に位置する国や地域の市場の総称、新興成長市場ともいう。中南米、東南アジア、中国、インド、東欧、ロシアなどがエマージングマーケットとされる。発展途上のため高い成長が期待できる半面、政権交代や急激なインフレ、通貨暴落などのリスクもある。

 

引用:コトバンク

 

 

 

MSCIエマージングマーケット・インデックスとは?

MSCI社が提供するグローバル株式指数で、新興国(エマージング)に分類される21カ国の銘柄により構成されています。MSCI全世界(ACWI)から、先進国(含む日本)を除外したものです。

 

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新興国の時価総額はどれくらいか?

「私のインデックス」によると、2017年9月末時点のエマージング・マーケットの株式時価総額は4.2兆ドルだそうです。全世界の時価総額が43.5兆ドルですから、そのうちエマージングマーケットは、9.6%を占めます。

 

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ソース:私のインデックス

 

 

 

MSCIエマージング・マーケットのパフォーマンス

MSCIエマージング・マーケットのパフォーマンスを「つみたてNISA」と同じ期間の20年で見ると、年率平均で+6.3%になるようです。(2017年9月末データ)

 

現在の数字だけで見ると、MSCIコクサイ・インデックスのパフォーマンス(年率平均+6.2%)と同水準になっています。

 

一方で、MSCIエマージング・マーケットのブレの大きさ(リスク)は25.7%と、MSCIコクサイ(18.8%)に比べて値動きが激しいようです。

 

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ソース:私のインデックス

 

 

 

MSCIエマージング・マーケットの構成上位10銘柄

MSCIエマージング・マーケット・インデックスに連動する投資信託「野村インデックスファンド・新興国株式」からの情報になりますが、2017年9月末時点の構成上位10銘柄は以下の通りです。

 

銘柄名 ウェイト 業種
TENCENT HOLDINGS LTD 4.80% インターネットソフトウェア 中国
SAMSUNG ELECTRONICS 4.30% コンピュータ・周辺機器 韓国
ALIBABA GROUP HOLDING-SP ADR 3.80% インターネットソフトウェア 中国
TAIWAN SEMICONDUCTOR 3.40% 半導体・半導体製造装置  台湾
NASPERS LTD-N SHS  1.80% メディア 南アフリカ
CHINA CONSTRUCTION BANK-H 1.40% 銀行 中国
BAIDU INC - SPON ADR 1.30% インターネットソフトウェア 中国
CHINA MOBILE LTD 1.20% 無線通信サービス 中国
IND & COMM BK OF CHINA-H  1.10% 銀行 中国
HON HAI PRECISION INDUSTRY 1.10% 電子装置・機器・部品 台湾

構成銘柄数842

※MSCIエマージング・マーケットとの連動を目指していますが、組入銘柄数・比率が完全一致ではない可能性があります。

 

 

知らない銘柄ばっかりと思ったら、検索してみると名前くらい聞いたことがある会社が約半数ありました。

 

2位 サムスン電子
3位 アリババ・グループ・ホールディングス
7位 百度(バイドゥ)
8位 チャイナモバイル(中国移動通信)
10位 鴻海精密工業(FOXCONN)

 

 

 

つみたてNISA対象銘柄

ファンド名 運用
会社
協会コード 純資産
(百万円)
信託報酬
売却時
リターン
リスク
たわらノーロード 新興国株式 AM-One 47311163 3,496 0.5%
0.3%
+33.7%
3.6%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド ニッセイ 2931517A 19 0.34%
0%
-
野村インデックスファンド・新興国株式 野村 0131310B 4,221 0.6%
0.3%
+33.4%
3.5%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド SMAM 79312114 1,138 0.56%
0%
+32.8%
5.1%
SMT 新興国株式インデックス・オープン SMT 6431208C 18,937 0.6%
0.3%
+33.6%
3.5%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス MUFG 0331C177 1,374 0.34%
0%
-
eMAXIS 新興国株式インデックス MUFG 0331809A 34,729 0.6%
0.3%
+33.5%
3.6%
つみたて新興国株式 MUFG 3314178 12 0.34%
0%
-
Smart-i 新興国株式インデックス りそな AJ317178 0 0.34%
0%
-

 AM-One : アセットマネジメントOne
大和:大和証券投資信託委託
ニッセイ:ニッセイアセットマネジメント
野村:野村アセットマネジメント
SMAM : 三井住友アセットマネジメント
SMT : 三井住友トラスト・アセットマネジメント
MUFG : 三菱UFJ国際投信
りそな : りそなアセットマネジメント

 

信託報酬:信託報酬率
売却時:信託財産留保額

 

色付き:購入・換金手数料あり

 

 

 

日本・先進国へ投資したい時

日本を投資先とするもの

「つみたてNISA」対象となる国内型のインデックスとしては、TOPIX、日経平均株価、JPX日経インデックス400が対象となっています。

 

このうちTOPIXへの連動を目指す対象商品について、まとめたものを記録したものです。

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先進国を投資先とするもの

また、海外型では多くのインデックスが対象となっていてどれがよいのか悩むところですが、よく見かけるMSCIコクサイ・インデックスへの連動を目指す対象商品については、前回記録しました。

 

MSCIコクサイ・インデックスは、先進国のうち日本以外を対象としたものです。

 

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感想

TOPIXやMSCIコクサイ・インデックスと比較すると、信託報酬率が高いですね。また、ある程度実績のある投資信託(リターン・リスクの記載のあるもの)は、信託財産留保額が設定されています。

 

信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のことです。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して何%」といった形で解約代金から差し引かれます。

 

引用:SMBC日興証券

 

 

一方で販売開始から1年経過していない新しい投資信託は、信託報酬率が圧倒的に低く、信託財産留保額がありません。コスト競争はまだまだこれからといった感じでしょうか?

 

 

今、これらの中から私が選ぶとしたら、信託報酬率が低く純資産もそこそこあるこちらでしょうか?

 

1.たわらノーロード 新興国株式

 

たわらノーロード新興国株式は、2017年12月30日~信託報酬率が0.34%に値下げされることが発表されています。

 

 

また、これからに期待している商品は、次の2商品。

1.eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
2.<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

 

eMAXIS Slim新興国株式インデックスは、Slimではない方がマザーファンドになっているようなので、安定運用できるのではないかという期待があります。

 

 

マザーファンドとは、複数のベビーファンドと呼ばれる投資信託から資金を預かり、それをまとめて運用する投資信託のことです。親ファンドとも呼ばれます。ベビーファンドの資金をまとめて運用することで、ベビーファンドが個別にいろいろ運用するよりも運用規模を大きくしたり効率化を図ったりすることができます。

 

引用:SMBC日興証券

 

 

ニッセイ新興国株式インデックスファンドは、今年10月13日に販売開始したばかりの投資信託です。ニッセイの他の商品がコスト競争の先頭にいることからの期待です。

 

 

楽天・バンガード・ファンドから新しい情報

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浪費家ナッツです。こんばんは。

 

米国ETFのVT、VTIが投資信託で買えちゃう楽天・バンガード・ファンドですが、出足は良いみたいですね。投資ブロガーの中でも人気な様で話題が盛りだくさんです。そんな楽天・バンガード・ファンドのサイトで新しい情報が公開されていたので記録しておきたいと思います。

 

 

「エイチ・エス証券」

楽天・全世界インデックス・ファンドおよび楽天・全米インデックス・ファンドがエイチ・エス証券で販売開始した様です。開始日は10月31日

 

 

 

「新興国」

楽天・バンガード・ファンドのWebサイトに新しいファンドの告知が出ていました。追加されるのは「新興国株式」だそうです。投資信託版VWOのようですね。

 

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https://www.rakuten-toushin.co.jp/beginner/special/vanguard/

 

 

残念ながら、追加されることの告知だけで詳細は不明ですので、詳細を待ちたいです。

 

 

全世界・全米・新興国と来ました。次はVEAか、BNDか、それとも他か楽しみですね。贅沢を言うなら、楽天・バンガード・ファンドで組んだポートフォリオを格安・ロボ運用ですが、どこまで発展するのでしょうか?

www.mixnats.com

 

 

 

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017」投票期間開始!! #foy2017

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

本日11月1日より、「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017」の投票期間が開始になります。このイベントに参加したくて、めんどくさがりの私がブログを開設なんて大事に手をだしてしまいました。

 

www.mixnats.com

 

 

で、投票日初日からこんな記事をあげているのだから、投票1番のりを目指すかと言えばそんなことはなく、じっくり考えて行きたいと思っています。

 

 

 

ルール

・投票期間は、11月1日~11月30日まで

・投票資格は、9月30日までにブログを開始した、投信ブロガー

・投票方法は、良いと思う投資信託にポイントを投票(ひとり合計5ptまで)

 

詳しくは、投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2017

を確認してください。

 

 

 

foy2017のみどころ

あくまで現時点で私が楽しみにしている個人的なみどころですが、気になるポイントは次の通りです。

  

Foy2014~2016まで3連覇中の<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンドの4連覇はなるのか?

  

連覇記録は負けるものの、1位獲得回数は同じ3回のVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の復活なるか? VTの場合は、楽天投信より販売開始となった「楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)」の存在も気になります。票が割れてしまうのか、どちらかに偏るのか?他の投信ブロガーの意見はどうなるのでしょうか?

  

つみたてNISA開始を再来月に控えて低コスト投資信託が多数追加されたことから、新たな投資信託が浮上する可能性もあります。はたしてニューヒーローの登場はあるのでしょうか??

 

 

ざっと過去の記録をみると、どの年も1位を獲得しているのは先進国や全世界を投資先としているものでした。さて、今年はどうなるのでしょう?

 

 

【高配当】iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)の積立を実施(2017年10月)

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

私のリスク資産は、インデックス投資、高配当国内株式、高配当米国ETFの3つのパターンで運用を行っています。その中の高配当米国ETF投資枠で、BlackRock社のiシェアーズ米国優先株式(PFF)を毎月手動で積み立てています。

 

iシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)は、分配利回り5.76%と非常に利回りが高く、毎月分配されるETFですので、手早く資産が増える実感が得られるので励みになります。

 

理想を言えば、毎月の分配金だけで再投資ができるようにしたいところですが、これはまだまだ先の夢です。

 

 

 

積立内容

今回は、2回に分けての約定となりました。1回目は、たまたま価格が安いのを発見して手持ちのドルで購入したものです。追加でドルに換金して注文したかったのですが、眠くて手持ちだけで断念してしまいました。

現地約定日 10月9日
国内約定日 10月10日
取引の種類 外国取引
為替レート 1ドル113.76円
約定単価 38.31ドル
手数料 0ドル

※一般NISA口座を利用しています

 

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2回目は、事前に住信SBIネット銀行にて米ドルに換金してから注文しました。毎月積立している金額に合わせて、1回目で買えなかった分の穴埋めです。換金時のレートは1ドル=112.45円でした。

現地約定日 10月12日
国内約定日 10月13日
取引の種類 外国取引
為替レート 1ドル113.29円
約定単価 38.41ドル
手数料 0ドル

 

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