浪費家ナッツです。おはようございます。
本日は、気になる気になると思いつつもなかなかチェックすることができなかったWealthNavi/ウェルスナビについて整理しておきたいと思います。
WealthNaviとは
ナッツは現在インデックス投資、高配当国内株式投資、高配当米国ETF投資の3つを行なっています。このうち高配当米国ETF投資部分は、NISA口座で毎月少しずつ手動積立を行なっています。理想を言えば、株式累積投資(るいとう)のように金額指定で自動的に定期積立ができると良いのですが、米国株やETFの"るいとう"ができる証券会社はなさそうです。
この米国株版"るいとう"サービスがないか探していたところ、気になるサービスを2つほど発見しました。今回はそのうちの一つであるWealthNaviついてポイントを記録しておきます。
公式サイトによるとポイントは下記4つ
・海外ETFによる国際分散投資
・分配金再投資、リバランスなどが自動
・明朗な手数料体系
最適ポートフォリオを自動構築?
WealthNaviでは口座を申し込む際に6つの質問に答えるだけで、リスク許容度に応じた最適ポートフォリオを自動で構築してくれるようです。この機能は、口座申し込み前でも公式サイトで無料で試せます。
私が試したところ、リスク許容度5/5でした。ここで提案されたポートフォリオに20年間、月3万円積立てるだけで20年後には、元本750万円※1に対して34%の確率で1500万円超え、元本割れの確率は13%と出ました。
※1 初期投資30万円 + 3万円×12ヶ月×20年 = 750万円
20年の積立で元本の2倍以上になる可能性もそれなりに
海外ETFによる国際分散投資?
WealthNaviでは投資者のリスク許容度に応じて5種類のポートフォリオを用意しています。これら5種類のポートフォリオは、以下の銘柄で構成されています。
銘柄 分配利回り
VTI バンガードトータルストックマーケットETF 1.85%
VEA バンガードFTSE先進国市場(除く米国)ETF 2.90%
VWO バンガードFTSEエマージングマーケッツETF 2.09%
AGG iシェアーズ米国総合証券市場ETF 2.44%
TIP iシェアーズ米国物価連動国債 1.47%
GLD SPDRゴールドシェア 0.00%
IYR iシェアーズ米国不動産ETF 3.94%
2017/09現在
債券、不動産は米国のものになりますが、株式はVTI+VEA+VWOで世界中の多くの国へ分散投資となりますね。
分配金再投資、リバランスが自動
WealthNaviでは、ETF購入後の残金から3ヶ月分の手数料を除外した後、2万円以上の余裕がある場合に、最適ポートフォリオの比率に従って追加投資を行なってくれます。つまり総投資額にもよりますが、配当金を含めて月々の積立額が30,000円以上であれば毎月追加投資が可能となりそうです。ついつい疎かになってしまうリバランスも、追加の手数料がかかることもなく自動でしてもらえるのは嬉しいですね。
明朗な手数料体系
WealthNaviの手数料は、預かり資産の評価額に対し年率1%(税別)の手数料のみです。売買時の手数料0。為替手数料0、為替スプレッドも0とわかりやすい。入金手数料は入金方法等により手数料が無料にならない場合があるので注意が必要です。
上記構成銘柄から考えると、SPDRゴールドシェアが33%以上含まれないポートフォリオであれば分配金が1.08%を上回るので、分配金でWealthNaviの手数料は支払えそうです。私のリスク許容度5/5のポートフォリオの場合、トータルに対する分配利回りは2.09%でした。
また、資産を預けている限り永遠と手数料がかかります。WealthNaviのポートフォリオをまねして自らネット証券で売買をした場合、売買時に手数料が色々とかかりますが、購入済みの分には再度手数料がほぼかかりませんのでこの違いを良く検討したいところです。
まとめ
私が探しているサービスは、日本株でいう"るいとう"の様な物で、WealthNaviとは少し違います。"るいとう"は、個別株、金額ぴったりに買付、毎月積立というものです。しかしながら、WealthNaviの説明を見てかなり興味を持ちました。
理由は
1.ETFの分散投資による安心感
2.コストが分かりやすい
3.ほったらかしにできる
特にほったらかしにできるというのは私には重要です。どうせこの先、評価額が上がるのか下がるのか分からないのだから、評価額が増えない時期でもほったらかしにできて、気がついたら資産が積み上がっている。できれば評価益も積み上がっているというのが最高です。
最終的に口座を開くかどうかは、他のサービスも含めもう少し検討してからと考えていますが、かなり有力な候補であることは確かです。