浪費家ナッツです。おはようございます。
昨年12月に初めてiシェアーズ米国優先株式ETF(PFF)を購入してから、手動で毎月積立を行ってきました。11月の積立で1年経過し、PFFを保有する効果が少しずつ現れてきました。
PFFとは
iシェアーズ 米国優先株式 ETF は、米国の優先株式で構成される指数と同等の投資成果をあげることを目指しています。
ティッカー:PFF
経費率:0.47%
純資産:179.7億米ドル
株価:38.27USD
保有銘柄数:296
ベータ値:0.02
分配金利回り:5.81% 2017年11月9日時点
インデックス : S&P 米国優先株式インデックス
優先株式とは、普通の株式に比べて会社の経営に参加する権利を制限する代わりに、優先的に配当を受ける、会社が解散したときの財産を優先的に受け取れるなど、優先的な権利がある株式です。
現在の状況
私が米国ETFを初めて購入したのは、2016年12月から。この時購入したのがPFFとVWOになります。以降、PFFについては毎月少しずつ積立を行うルールでいます。目標は、私の保有する米国ETFの最大50%とすることを目標としています。
現時点では、NISA枠の残額の関係や、PFF以外の米国ETF以外の購入の遅れからポートフォリオ内のPFFの割合が60%以上となってしまっています。
さて、PFFの積立状況をグラフにしてみました。2016年12月末時点の取得金額が10,000となるように調整しています。
改めてグラフにしてみると、毎月積立していたと思っていましたが、意外とできていませんね。後から2ヶ月分購入していたようなので、毎月積立の体はなしていますが。投資信託みたいに自動積立機能が欲しいですね。
受取り配当も順調に積み上がっています。ただ、まだ始めたばかりなので直線的な積み上がりです。今後も積立を続けていき3年程度継続していくと、配当が指数曲線的に増えていきそうですので、今後の楽しみとしたいと思います。
何が変わったか?
米国市場に興味を持つようになった
今までもニュースで米国の株価指数を見たり、聞いたりしていましたが、日経平均やTOPIXの情報を見るついでに目に入るというレベルでした。
これがPFFを購入するようになってからは、日本市場の情報よりも先に見るようになり、米国株を保有している方々のブログを読み漁るようになり、自分でも調べたりと大分興味の範囲が広がりました。
毎月分配金が入るようになった
国内株式で配当金をもらおうとすると、6月・12月前後の受取りになりがちです。実際、配当金を意識していなかった時代は、忘れた頃に入金されているだけで資産運用している実感が薄かったです。
図:2012年の配当金受取り状況
PFFは1単位あたり毎月15~20円程度の配当があります。少ないながらもこれが楽しみになっていて、毎週のように自分の証券口座を眺めています。忘れそうで忘れない間隔の毎月ってことがポイントだと思います。
これくらいの期間だと、少額でも配当金が積み上がることで、ちゃんと利益がでていることも実感できます。
図:2017年の配当金受取り状況(10月末まで)
無駄遣いが減った?
PFFを購入するようになってから無駄遣いが減った気がします。残念ながら家計簿等つけていないので、数値として違いがでているのかは分かりませんが。
でも、「今これを我慢すればPFFが○単位買えるんじゃない?」という考えが頭をよぎるようになりました。
レートや単位価格にもよりますが、ざっくりとPFF1単位で約4,000円。これで毎月+20円。
1度で4,000円節約って難しいけど、1,000円節約×4回とか、100円節約×40回と小分けにすれば、なんとかなりそうですしね。
これからやりたいこと
他の毎月分配型のETFも購入したい
PFFは値動きがまろやかなようでいて、暴落時は大きく反応するようです。PFF一辺倒だと何かがあったときに怖いです。実際、リーマンショックの時は、PFFの価格は半値にまで落ち込んだようです。
引用:Yahoo! Finance
例えば、債券ETFのAGGやBNDは分配利回りがPFFより大きく下回るものの毎月分配で、株価暴落時の動きもまろやかな様子。これらを組み合わせて目標利回りのポートフォリオを組んで行きたいです。
配当金だけで再投資できる状態を作りたい
今でも配当金に新規資金を追加して再投資を行っていますが、「配当金だけでPFFの再投資」できる状態を作り上げたいと考えています。
可能であれば、配当金生活ができる状態を目標としたいところですが、いきなりそんな大目標を達成することは困難だと思うので。まずはPFFを再投資できる状態から。