浪費家ナッツ(@rouhi_nats)です。おはようございます。
昨年より導入がほのめかされていたSBI証券の「米国株式・ETF定期買付サービス」ですが、2018年3月10日(土)夕方よりサービス開始することが発表されました。
定期買付けサービスとは
事前に指定した設定内容を元に、一定数量または一定金額以内の単元株を定期的に買付する取引サービスです。
対象銘柄
SBI証券取扱の米国株式(含む、ADR)、米国ETF
定期買付け3つのポイント
・毎月の買付け日は、日付指定、曜日指定、ボーナス日指定が可能
・株数指定/金額指定、円貨決済/外貨決済の組合せが選択可能
・NISA枠ギリギリ注文、課税枠シフト注文が選択可能
日付指定は複数日を選択できるようです。投信積立でも欲しい機能ですが、米国株・ETF積立に先を越されてしまいましたね。
金額指定の場合、指定金額分購入ではなく指定金額を上限とした株数を購入する形のようです。(単元未満株は発生しない)
【追記】金額指定の例
1株147.60米ドルの見積もりに対し、10,000米ドルの金額指定をした場合、
10,000ドルを上限、端数の出ない株数として67口が注文される。
またNISA枠ギリギリ注文では、NISA利用可能枠によっては数量買付でも指定数量を上限とした株数を購入される。
【追記】発注画面の例
3月9日の終値143.3USDにし、概算は1株153.00米ドル(+6%)で見積もられています。円貨についても1USD=約112円と+6%多めで計算されているようです。
キャンペーン
【追記】2018年3月12日
キャンペーン対象条件
1. 4月25日(水)までに、米国貸株サービス(カストック)を申込む。
2. 4月30日(月)までに、米国株式・ETF定期買付で1回以上約定(現地約定日基準)
キャンペーン内容
米国株式・ETF定期買付での初回取引手数料分をキャッシュバック
※5米ドル~20米ドルの範囲でキャッシュバック
※円貨決済は日本円、外貨決算の場合は米ドルでキャッシュバック
※NISA等により手数料が無料の場合は対象外
今回のキャンペーンは条件が細かいので、詳しくは「SBI証券(旧SBIイー・トレード証券)」を参照ください。
雑感
単元未満でも買付けて貰えたら最高でしたが、今回の機能追加でも買い忘れ防止や市場環境にかかわらず淡々と積立てられるので歓迎したいです。
気になるのは、NISA枠ギリギリ注文がどこまで保証されるか?ということ。
円貨決済は、現地約定日の翌国内営業日午前10:00(日本時間)のレートを適用のはずです。(NISA枠の計算もこのルール)
買付け余力計算は余裕をもっているはずなので、さすがにNISA枠超えは発生しないと思いたいですが、急激な円高でNISA枠を余らせて12月取引終了は発生しそうだ。
また、楽天証券の対抗はあるのでしょうか?
キャンペーンも実施されるようですし、3月10日を楽しみに待ちましょう。
【追記】
外貨決済/円貨決済どちらの場合でも、国内約定日の為替レートの影響を受けます。
余裕をもった計算はしているようですが、NISA投資可能枠を超えた場合は特定口座もしくは一般口座預かりになります。
情報元
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