浪費家ナッツ(@rouhi_nats)です。おはようございます。
3月8日の大引け後に積水ハウス2018年1月期(2017年度)の決算発表が行われ、同時に増配も発表されました。
増配発表!予想配当利回りは4.17%に
積水ハウスの株主還元方針は、「中長期的な平均配当性向40%の株主還元」を謳っています。
現在は2012年度から6期連続増配中です。2018年1月期(2017年)の配当は当初75円(下図)から増額され77円に増額。さらに、2019年1月期(2018年度)は79円に増配計画です。
決算発表翌日(3月9日)の終値が1,892.5円ですので、2018年度の予想配当利回りは4.17%となります。
2020年1月期の配当は86円?
現在の計画で言うと、第4次中期計画最終年度のEPS(円)は、215.92になるそうです。
積水ハウスでは2017年度~2019年度(2020年1月期)の第4次中期計画において、「配当性向40%の株主還元」を謳っています。
このまま順調にいけば、2020年1月期(2019年度)の配当は約86円になります。これを現在の株価に当てはめると、配当利回り4.5%になります。
5期連続過去最高益を更新!
2018年1月期(2017年度)の売上高は、前年比+6.5%の2兆1593億円。純利益は前期比+9.3%の1332億円と、過去最高益を更新しました。
また、同社の第4次中期計画(2017~2019年度)の1期目売上高2兆1440億円を+0.7%上回る結果となっています。
取引事故にまつわる憶測
積水ハウスと言えば、昨年あった分譲マンション用地の取引事故が記憶に新しいですね。2018年3月6日付けで、経緯概要の報告、再発防止作の発表が行われました。
また、取引に携わっていたマンション事業本部長の辞任、法務部長、不動産部長の解任が行われています。
取引事故とは別件と会社より発表されていますが、代表取締役会長の辞職にも発展しているようです。(日経新聞では解職動議を経て辞任)
解職動議、会社認める 元会長と元社長のトップ2人に提案 1月24日の取締役会 :日本経済新聞
会長の辞任・解職に関しての真実は、私達が知ることはできないですが、経緯概要の報告の中で「本件の責任に関する調査対策委員会の意見及び対策提言」の中で関係した方々で、職を離れていない人は1人だけになりました。
これが色々な憶測を呼ぶのでしょうね。
雑感
2020年1月期の配当利回り4.5%は夢を見すぎかもしれませんが、現時点でも十分高配当。順調に業績を伸ばしているようですし、少し下がることがあれば買増しを検討したいと思います。
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