浪費家ナッツ(@rouhi_nats)です。おはようございます。
私が初めて株式投資をした頃から続けていた野村證券での「るいとう」を解約(停止)しました。
停止した理由はこれ!
・EVは参入障壁が低いと言われていること
・100年以上続いてきたガソリン車からEVに変わり、ルール変更が予想されること
近い将来、ガソリン車が禁止になるのか正直不明です。期限を設けたとしてもギリギリで撤回される可能性もあるでしょう。個人的には結局「禁止」まではできないと考えていますが、それでも新しいエネルギーを使った自動車が多く出回ることしょう。
でも、その時トヨタ自動車が今以上の利益を上げられる会社でいられるか?正直なところ自信が持てません。
関連情報
「自動車後発組にも勝算」 製造子会社 EV、参入障壁低く :日本経済新聞
「るいとう」で積立ていた銘柄
「るいとう」で積立したことがある銘柄は、「トヨタ自動車」と「東京電力」です。
「個別株でも定期積立できる!株式累積投資(るいとう)とは?」でも紹介したとおり、「るいとう」は毎月1万円から積立てられるので、資産が少ないうちから投資可能です。このため単元株を購入するまで貯金をしたままにしておくよりも、早い段階から企業の成長の恩恵を受け、配当が得られるメリットがあります。
そして勝手に積立てられるので、買い忘れることもないですし、放っておけばいつの間にか資産形成ができます。対面証券でしか取り扱っていないため「るいとう」を止めるにも電話連絡が必要で、心理的ハードルがあることも積立継続には向いていると思います。
一方で、手数料が高いというデメリットもあります。
現在「るいとう」が購入できる野村證券、大和証券、SMBC日興證券の中で最低手数料は野村證券で、購入価格の1.1%(税別)になります。維持手数料が不要なのでひどく割高とまでは言いませんが、何年も続けていれば馬鹿にならない金額になります。
トヨタ自動車と東京電力を選んだ理由
これらの銘柄を選んだ理由が3つあります。
ひとつ目は開始当時の配当利回りが2%を超えていたこと。2%を超えていれば配当金再投資の効果で最悪でも手数料分くらいは回収できるだろうと考えていました。
ふたつ目は、日本一の企業である「トヨタ自動車」であれば、世界一の企業になれると夢見ていたこと。当時のトヨタ自動車の株価が2500円前後と手頃だったのも良かったですね。
三つ目は、「東京電力」であれば絶対潰れないし、大きく儲ける事ができなくても、損しないと考えていたこと。
今では当時の面影はありませんが、一昔前「東京電力」と言ったらディフェンシブ・安定配当の鉄板銘柄でした。稼いだお給料を全てコレにつぎ込めば配当金生活も夢ではないと思いつつも全額投入までは踏み切れず、るいとうでコツコツやっていました。
あの事故により配当はゼロ、株価も当時の5分の1程度になってしまい、結果として全額投入に踏み切らなかったことは正解でした。
やっぱり投資の世界に"絶対"はないですよね。
るいとうの解約(停止)方法
野村証券の場合、解約方法は簡単でした。口座のある支店に電話で買付停止と積立途中の株式売却を依頼するだけです。
昔聞いたときは、書類手続きと住民票が必要とか言われたのですが、今年改めて確認したところ電話連絡だけでOKとのことでした。実際に売却も実施済みです。
雑感
「るいとう」は停止してしまいましたが、やっぱり自動積立は良いですね。良い時期も悪い時期も忘れることもなく、淡々と株式が積み上がっています。個別で見ると「東京電力」は赤字でしたが、トータルではプラスで終わることができました。
今回の「るいとう」の停止が正解なのか失敗なのか今は分かりませんが、「るいとう」はここで終わりにして、次の投資を検討していこうと考えています。
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今回「るいとう」を解約していますが、サービス自体は良い物だと考えています。今後気になる銘柄が出てきた時、改めて積立開始する予定です。
One Tap BUY(ワンタップバイ)というスマホ専業証券会社には、米国株式版「るいとう」とも言うべきサービスがあります。最低購入金額は1000円から。気軽に開始できるのが良いですね。
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