浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

【2019年版】投資信託の積立で人気の商品はどれ?(先進国株式 /MSCIコクサイ編)

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人気の投資信託は何か?

海外株式を対象とするインデックスのうち、先進国を対象とするインデックス「MSCIコクサイ」に連動する投資信託について人気を調べてみました。

 

同じインデックスに連動する投資信託であれば、理論上リターンは同じになります。このことから商品を選ぶ際のポイントとして、できるだけ低コストであること、インデックスからの乖離を極小にできるだけの純資産があることが挙げられます。

 

選択のポイントがあると言っても数多くの商品があるので迷ってしまうものです。とすると気になるのは他の人がどんな商品を積立てているのか気になりませんか?

 

今回は金融庁お墨付き「つみたてNISA」採用商品を対象として確認していました。

 

更新履歴
第1版 2018.05.13
第2版 2018.09.23
第3版 2019.01.25

 

 

MSCIコクサイとは?

・MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する指数
・MSCI社が定義する先進国の内、日本を除く22カ国の株式で構成
・各国の大型株・中型株約1300銘柄で構成されている(時価総額上位85%をカバー)

 

株式指標というとNYダウとか、S&P500、日経平均株価、TOPIX、DAXなどなどたくさんありますが、日本で先進国の株式指標というと「MSCIコクサイ」が一番ポピュラーでしょう。

 

「MSCIコクサイ」に連動する投資信託を保有すれば、あとは運用会社が指数に連動するようにやりくりしてくれます。投資家個人が20カ国を超える先進国それぞれに投資・管理する必要もありませんので便利なものです。

 

MSCIコクサイ、S&P500については「S&P500とMSCIコクサイ比較 」の記事で紹介しています。

 

日経平均やTOPIXについては「TOPIXと日経平均の値動きってどれくらい違うのだろうか?比較してみた」の記事で紹介していますので、よろしければご覧ください。

 

 

 

為替ヘッジとは?

為替ヘッジとは、為替の変動による外貨資産の円ベースの価値の変化を回避することです。ヘッジ(hedge)は直訳すると「避ける」という意味です。

 

一般的に海外の株や債券などの資産に投資する場合、その国の通貨で運用が行われます。そのため、為替の変動により、円に換算する際に資産価値も変動することになります。このような為替の影響を避けることが為替ヘッジの目的です。為替ヘッジを行うために、先物取引や信用取引などの取引が行われますが、相応のコストが必要となります。

 

今回の比較では、MSCIコクサイに連動する商品のなかでも「為替ヘッジなし」の商品について比較していきます。

 

 

 

エントリー

No. 銘柄 運用会社
1 たわらノーロード 先進国株式 アセットマネジメントOne㈱
2 iFree 外国株式インデックス 大和証券投資信託委託㈱
3 ニッセイ外国株式IF ニッセイアセットマネジメント㈱
4 野村インデックスファンド・外国株式 野村アセットマネジメント㈱
5 外国株式指数ファンド 三井住友アセットマネジメント㈱
6 i-SMT グローバル株式インデックス 三井住友トラスト・アセットマネジメント㈱
7 SMT グローバル株式IO 三井住友トラスト・アセットマネジメント㈱
8 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 三菱UFJ国際投信㈱
9 eMAXIS 先進国株式インデックス 三菱UFJ国際投信㈱
10 つみたて先進国株式 三菱UFJ国際投信㈱
11 Smart-i 先進国株式インデックス りそなアセットマネジメント㈱

 

 

名称省略

ニッセイ外国株式IF
 → <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

 

i-SMT グローバル株式インデックス
  i-SMT グローバル株式インデックス(ノーロード)

 

SMT グローバル株式IO
 → SMT グローバル株式インデックス・オープン

 

 

金融庁NISA特設webサイト

www.fsa.go.jp

 

 

 

実質コストで比較

2018年12月末時点

最初の比較は実質コストから。

 

投資信託は購入時・保有時・売却時に手数料がかかります。今回取上げる商品は、基本購入時手数料は「なし」です。

 

ただ、保有時にかかる手数料(信託報酬率+隠れコスト)はどの商品も必要になります。

 

銘柄 信託報酬 隠れ 実質 解約
たわらノーロード 先進国株式 0.2160% 0.0350% 0.2510% -
iFree 外国株式インデックス 0.2052% 0.0690% 0.2742% -
ニッセイ外国株式IF 0.1177% 0.0870% 0.2047% -
野村インデックスファンド・外国株式 0.5940% 0.0300% 0.6240% -
外国株式指数ファンド 0.5400% 0.0330% 0.5730% 0.30%
i-SMT グローバル株式インデックス 0.2052% 0.0471% 0.2523% -
SMT グローバル株式IO 0.5400% 0.0373% 0.5773% 0.05%
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1177% 0.0794% 0.1971% -
eMAXIS 先進国株式インデックス 0.6480% 0.0690% 0.7170% -
つみたて先進国株式 0.2160% 0.1011% 0.3171% -
Smart-i 先進国株式インデックス 0.2160% 0.2680% 0.4840% -

 

 

隠れコスト部分は、年間もしくは半期毎の決算時に初めて分かる数字です。毎年変わる可能性がありますが、最新の運用報告書の値を使用しています。

 

 

実質コストが低い順でランク付けすると以下のようになります。

1位 : eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1971%
2位 : ニッセイ外国株式IF 先進国株式 0.2047%
3位 : たわらノーロード 先進国株式 0.2510%

 

 

www.mixnats.com

 

 

実質コストランキング推移

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純資産増加額(年率)で比較

2018年12月末時点

続いて、2017年12月末~2018年12月末までの純資産増加額(年率)で比較してみました。

 

単位:億円

銘柄 17/12末 18/12末 増減 年換算
たわらノーロード 先進国株式 190.11 264.13 74.02 74.02
iFree 外国株式インデックス 9.687 16.30 6.61 6.61
ニッセイ外国株式IF 757.24 963.84 206.60 206.60
野村インデックスファンド・外国株式 77 96.60 19.60 19.60
外国株式指数ファンド 15.22 15.85 0.63 0.63
i-SMT グローバル株式インデックス 0.16 0.77 0.61 0.61
SMT グローバル株式IO 639.56 589.67 -49.89 -49.89
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 30 266.32 236.32 236.32
eMAXIS 先進国株式インデックス 366.19 323.39 -42.80 -42.80
つみたて先進国株式 0.03 20.07 20.04 20.04
Smart-i 先進国株式インデックス 0.03 4.64 4.61 4.61

 

 

純資産増加額(年率)が多い順にランク付けすると、次の様になりました。

1位 eMAXIS Slim先進国株式インデックス +236.32億円
2位 ニッセイ外国株式IF + 206.60億円
3位 たわらノーロード 先進国株式 + 74.02億円

 

 

2018年1月に驚愕の値下げを発表したeMAXIS Slim 先進国株式インデックス。

1年の時間を経てついに純資産増加額(年率)でも1位に!

www.mixnats.com

 

 

純資産増加額(年率)ランキング推移

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ネット証券での人気で比較

2018年12月末時点

最後にネット証券での人気ランキング比較です。SBI証券と楽天証券は積立件数、マネックス証券は月間売れ筋ランキングです。ハイフン(-)は、取扱はあるもののランク外のものです。

 

銘柄 SBI 楽天 マネ 平均
たわらノーロード 先進国株式 - 15位 66位 110位
iFree 外国株式インデックス - 70位 - 190位
ニッセイ外国株式IF 2位 4位 7位 4位
野村インデックスファンド・外国株式 - 180位 - 227位
外国株式指数ファンド 83位 - - 194位
i-SMT グローバル株式インデックス 155位 105位 - 170位
SMT グローバル株式IO - 34位 37位 107位
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 5位 2位 12位 6位
eMAXIS 先進国株式インデックス - 81位 55位 129位
つみたて先進国株式 101位 128位 - 160位
Smart-i 先進国株式インデックス 101位 133位 - 161位

※マネ→マネックス

 

各証券会社で人気のランキングから順位付けすると、次のようになりました。

1位 ニッセイ外国株式IF 平均順位4位
2位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 平均順位6位
3位 たわらノーロード 先進国株式 平均順位 110位

 

 

人気ランキング推移

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まとめ

MSCIコクサイに連動する投資信託で人気の商品は、次の4つと考えて良いでしょう。

銘柄 平均順位 実質コスト 純資産 増加額(年間)
ニッセイ外国株式IF 4位 0.2047% 963.84 206.6
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 6位 0.1971% 266.32 236.32
SMT グローバル株式IO 107位 0.5773% 589.67 -49.89
たわらノーロード 先進国株式 110位 0.2510% 264.13 74.02

 

 

1位の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、投信ブロガーが選ぶFund of the Year2014~2016で3年連続1位選出、2017年・2018年でも2位と長い期間多くの個人投資家から支持されている投資信託です。

 

2位の「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」は、2018年1月に実施された信託報酬率の大幅値下げ以降から人気を博しています。投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2018ではついに1位を取得しました。

 

1位、2位はどちらを選んでも損はない人気の投資信託ですね。実質コストで比較した時にニッセイ外国株式IFはやや劣っていますが、決算タイミングでも違いがありますしこれだけで単純比較できません。

 

また、ニッセイ外国株式IFは2018年11月から「その他コスト」削減を発表しています。この削減により2019年は両投資信託の競争はさらに激化するでしょう。

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