浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

投資信託の積立で人気の商品はどれ?(海外株式/新興国編)

スポンサーリンク

f:id:mixnats:20171029141903j:plain

人気の投資信託は何か?

海外株式を対象とするインデックスのうち、新興国を対象とする投資信託について人気を調べてみました。

 

同じインデックスに連動する投資信託であれば、理論上リターンは同じになります。このことから商品を選ぶ際のポイントとして、できるだけ低コストであること、インデックスからの乖離が少ないこと、できるだけ純資産があることが挙げられます。

  

前回まではTOPIX、日経平均、JPX日経400、MSCIコクサイとインデックス毎に人気を確認していました。今回は、MSCIエマージング・マーケット・インデックスの他に、FTSE社の新興国インデックスに連動するものも含めて「新興国」として比較していきます。

 

 

 

 

比較対象とする投資信託と連動するインデックス

今回比較する商品は、金融庁お墨付き「つみたてNISA」採用商品+αからリストアップしています。プラスαには「楽天・バンガード新興国株式インデックス・ファンド」を追加しています。

 

商品 index つみたてNISA
たわらノーロード 新興国株式 ME
ニッセイ新興国株式インデックスファンド ME
野村インデックスファンド・新興国株式 ME
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド ME
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) ME
SMT 新興国株式インデックス・オープン ME
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス ME
eMAXIS 新興国株式インデックス ME
つみたて新興国株式 ME
Smart-i 新興国株式インデックス ME
SBI・新興国株式インデックス・ファンド FE
iFree 新興国株式インデックス FRE
楽天・新興国株式インデックス・ファンド FEA ×

ニッセイ新興国株式インデックスファンド:<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド

 

INDEX記号説明

ME : MSCIエマージング・マーケット・インデックス

FE : FTSE・エマージング・インデックス

FRA : FTSE RAFI エマージング・インデックス

FEA: FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス

 

 

 

 

MSCIエマージング・マーケット・インデックスとは?

・MSCI(モルガンスタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が提供する指数
・MSCI社が定義する新興国24カ国で構成
・各国の大型株・中型株約800銘柄で構成されている(時価総額上位85%をカバー)

 

先進国を対象とするMSCIコクサイと同じMSCI社のインデックスです。

投資信託の積立で人気の商品はどれ?(海外株式 /MSCIコクサイ編)

 

 

全世界を対象としたMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)から、新興国を抜き出したものが、MSCIエマージング・マーケット・インデックスですから、先進国と組合せしやすいのはこちらかもしれません。

 

 

 

 

FTSE・エマージング・インデックスとは?

・FTSE(フッツィーインターナショナル)社が提供する指数
・FTSE社が定義する新興国23カ国の株式で構成
・各国の大型株・中型株約1000銘柄で構成されている(時価総額上位90%をカバー)

 

 

FTSE・エマージング・インデックスとMSCIエマージング・マーケット・インデックスの一番の違いは「韓国」の扱いです。FTSE社では、韓国を先進国として扱っています。

 

先進国のインデックスとして有名なMSCIコクサイと組み合わせる場合、「韓国」が抜けてしまいます。全世界の時価総額に占める韓国の割合は1.8%程度(2018年4月)ですので、この分が気になる場合は選択肢から外しましょう。

 

 

 

実質コストで比較

最初の比較は実質コストから。投資信託は保有しているだけで少しずつ少~しずつ手数料がかかります。これには購入前に判明している「信託報酬(率)」の他に、監査費用や株式の保管費用など後から分かる「隠れコスト」があります。両者をあわせた実質コストで比較していきます。

 

  信託報酬 隠れ 実質 解約
たわらノーロード 新興国株式 0.3672% 0.2260% 0.5932%
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 0.2041% - -
野村インデックスファンド・新興国株式 0.6480% 0.1910% 0.8390%
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 0.6048% 0.1630% 0.7678%
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) 0.3564% - -
SMT 新興国株式インデックス・オープン 0.6480% 0.2057% 0.8537%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 0.2041% 0.1845% 0.3887%
eMAXIS 新興国株式インデックス 0.6480% 0.1600% 0.8080%
つみたて新興国株式 0.3672% 0.2220% 0.5892%
Smart-i 新興国株式インデックス 0.3672% 0.7361% 1.1033%
SBI・新興国株式インデックス・ファンド 0.1948% - -
iFree 新興国株式インデックス 0.3672% 0.4110% 0.7782%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド 0.2696% 0.3455% 0.6151%

 

 

実質コストが低い順でランク付けすると以下のようになります。

1位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
2位 つみたて新興国株式
3位 たわらノーロード 新興国株式

 

5月調査時点では不明だった「楽天・新興国株式インデックス・ファンド」の実質コストが発表されました。高い高いと言われるものの、他の新興国株式の投資信託と比べると比較的安い部類になります。

 

「SBI・新興国株式インデックス・ファンド」は現時点では実質コストが発表されていませんが、信託報酬率が低いことから有利な位置につけそうですね。決算発表を待ちたいです。

 

 

 

 

純資産増加額で比較

続いて、2017年12月末~2018年8月末までの純資産増加額で比較してみました。増減は8ヶ月間の増減。年換算は「増減の値を1.5倍」(8ヶ月×3)したものです。

 

単位:億円

  17/12末 18/08末 増減 年換算
たわらノーロード 新興国株式 39.68 46.61 6.93 10.40
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 2.52 5.26 2.74 4.11
野村インデックスファンド・新興国株式 45.3 44.7 -0.60 -0.90
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 13.32 15.56 2.24 3.36
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) 0.01 0.25 0.24 0.36
SMT 新興国株式インデックス・オープン 200.28 192.16 -8.12 -12.18
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 23.86 84.52 60.66 90.99
eMAXIS 新興国株式インデックス 360.69 327.01 -33.68 -50.52
つみたて新興国株式 0.22 8.05 7.83 11.75
Smart-i 新興国株式インデックス 0.01 1.1 1.09 1.64
SBI・新興国株式インデックス・ファンド 0.69 7.23 6.54 9.81
iFree 新興国株式インデックス 13.86 17.73 3.87 5.80
楽天・新興国株式インデックス・ファンド 2.25 8.37 6.12 9.18

 

 

純資産増加額が多い順にランク付けすると、次のようになりました。

1位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス
2位 つみたて新興国株式
3位 たわらノーロード 新興国株式

 

 2018年5月調査時点から、2位と3位とが入れ替わっています。また、SBI・新興国株式インデックス・ファンド、楽天・新興国株式インデックス・ファンドは3位と僅差ですので、この5本が今後も人気を争っていきそうですね。

 

 

ネット証券での人気で比較

最後にネット証券での人気ランキング比較です。SBI証券と楽天証券は積立件数、マネックス証券は月間売れ筋ランキングです。ハイフン(-)はランク外のものです。

  SBI 楽天 マネ
たわらノーロード 新興国株式 - 45 -
ニッセイ新興国株式インデックスファンド 43 38 -
野村インデックスファンド・新興国株式 - 146 -
三井住友・DC新興国株式インデックスファンド - - -
i-SMT 新興国株式インデックス(ノーロード) - 188 -
SMT 新興国株式インデックス・オープン - 120 63
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 5 7 32
eMAXIS 新興国株式インデックス - 61 49
つみたて新興国株式 - - -
Smart-i 新興国株式インデックス - - -
SBI・新興国株式インデックス・ファンド 23 23 -
iFree 新興国株式インデックス - 115 -
楽天・新興国株式インデックス・ファンド - 47 -

 

各証券会社で人気のランキングから順位付けすると、次のようになりました。

1位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 平均順位14.7位
2位 SBI・新興国株式インデックス・ファンド 98.7位
3位 ニッセイ新興国株式インデックスファンド 平均順位 110.3位

 

 

 

まとめ

新興国インデックスに連動する投資信託で人気の商品は、次の3つと考えてよいでしょう。

  平均順位 実質コスト 純資産増 年換算
1位 eMAXIS Slim 新興国株式インデックス 14.7位 0.3887% 60.66 90.99
2位 SBI・新興国株式インデックス・ファンド 98.7位 - 6.54 9.81
3位 ニッセイ新興国株式インデックスファンド 110.3位 - 2.74 4.11

 

今までの比較と同様、人気順位を中心に3商品を紹介していますが、2018年8月時点では「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」一択といっても過言ではないでしょう。

 

SBI・新興国株式インデックス・ファンドは、現時点では人気は高いものの実質コストが不明なこと、純資産規模が少ないです。1年後には人気・実質コストNo.1になる可能性は十分にありますのでこれからの商品ですね。

 

3位にはニッセイ新興国株式インデックスファンドが登場しました。実質コスト不明、純資産も2.7億円と小規模にもかかわらずです。<購入・換金手数料なし>シリーズのネームバリューのおかげでしょうか?

 

 

 

関連記事

www.mixnats.com

 

 

www.mixnats.com

 

 

www.mixnats.com