浪費家ナッツです。おはようございます。
2019年5月14日楽天投信投資顧問より「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の運用管理費用の引下げが発表されました。
これは楽天・全米株式インデックス・ファンドが実質的に投資している、バンガード・トータル・ストック・マーケットETFの経費率引下げによるものです。
同ファンドへの引下げ適用は、2019年4月26日から。
実質的に負担する運用管理費用とは?
楽天・バンガード・ファンドは、バンガード社のETFを購入するだけの投資信託です。
このため投資信託を保有している間必要な運用管理費(信託報酬)の他にも、投資対象のETFにかかる費用も負担することになります。
実質的に負担する運用管理費用
= 投資信託の運用管理費(信託報酬) + ETFの経費
今回は、投資対象のETFの経費(投資対象の経費)が引下げられました。
引下げ対象ファンド
楽天・バンガードシリーズの投資信託は全7銘柄あります。
今回引下げとなるのは、シリーズ中の1銘柄。
残り6銘柄は、2月26日時点でETF経費部分の引下げが実施されています。
2019年4月26日付け
- 楽天・全米インデックス・ファンド
2019年2月26日付け
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド
- 楽天・新興国株式インデックス・ファンド
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(均等型)
- 楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)
引き下げ額
合計:実質的に負担する運用管理費用
税抜き表記です。
雑感
2月、4月の2回に分けて楽天・バンガード・シリーズ投資信託の実質的に負担する費用が引下げられました。
ただ、楽天投信投資顧問の努力ではなく、投資先のバンガード社の努力によるものです。
5月14日に発表された「楽天・バンガード・ファンド」シリーズ対談では、楽天投信信託顧問の東氏が次の様に述べられています。
バンガードさんは資産残高の増加によって利益が出たら経費率を下げ、投資家に利益を還元する方針をとっていらっしゃいますよね。
~中略~
その誠実な姿勢には非常に学ぶべき物があります。
楽天投信投資顧問の今後の動向に注目したいですね。
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