浪費家ナッツです。おはようございます。
2019年7月は米国株投資家には記念すべき月になりましたね。
マネックス証券の発表を皮切りに、楽天証券・SBI証券でも米国株取引の最低取引手数料が5ドルから0ドルに引下げられました。
米国株取引手数料が0ドルから
SBI証券、楽天証券、マネックス証券は2019年7月22日(月)米国現地約定分から米国株取引手数料の下限が0ドルになりました。
取引手数料(変更前)
約定代金の0.45%、下限5米ドル、上限20米ドル
取引手数料(変更後)
約定代金の0.45%、下限0米ドル、上限20米ドル
米国株というと1株単位で取引できるため低資金でも投資しやすい印象があったものの取引手数料の下限5米ドルがボトルネックでした。
例えば、高配当株の1つであるフィリップモリス【PM】の株価は85.98米ドル(7月26日現在)ですが、1株だけ購入しようとすると取引手数料は5米ドルと手数料だけで6%近くかかってしまいます。
これが、下限がゼロとなったことで約定代金の0.45%にあたる0.39米ドルで済むことになります。
※各社端数の計算ルールが異なる可能性があります。
取引手数料を0ドルにする方法
米国株の取引手数料が0ドルからに引下げられたというものの実際に手数料がゼロになるには条件があります。
- SBI証券の場合、約定代金が2.05米ドル以下
- 楽天証券の場合、約定代金が2.22米ドル以下
- マネックス証券の場合、約定代金が1.11米ドル以下
※各社条件が異なりますのでご注意ください。
条件を満たす株はあるのか?
さて、実際に「取引手数料がゼロになる米国株はあるのか」気になりませんか?
探してみたらありました!
アロテック【ARTX】という銘柄。
なんと1.86米ドル(7月26日現在)。軍事関連銘柄となるようです。
マネックス証券の場合は手数料ゼロになりませんが、SBI証券・楽天証券ではゼロになります。
ちなみに取引手数料が0となる銘柄として探しただけで、私は保有もしていませんしオススメもしていません。
実際に投資するにあたっては自己判断でお願いします。
為替手数料もゼロに!(期間限定)
今回の最低手数料引下げに合せて、住信SBIネット銀行、マネックス証券では為替手数料も引下げられています。どちらも期間限定。
住信SBIネット銀行
期間:2019年7月22日(月) 10:00~9月27日17:00約定分まで
実施内容:外貨買付時の為替手数料を0銭に引下げ
対象通貨:米ドルを含む9通貨
注意点:米ドルは、外貨普通預金、外貨積立両方で、他通貨は外貨積立で引下げ
マネックス証券
期間:2019年7月8日~2020年1月7日(火)
実施内容:米ドル買付時の為替手数料を0銭に引下げ
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