浪費家ナッツです。おはようございます。
日産自動車(7201)より中間配当の入金がありましたので記録しておきます。日産自動車といえば先頃発覚した完成検査不正でしょうか?これにより在庫車約6万台の再検査と、121万台のリコールで約250億円のコスト負担が発表されています。
配当状況
日産自動車の年間配当は、2018年3月期が1株あたり53円の予想となっています。中間決算翌日、11月9日の株価は1096円でしたので、予想配当利回りは4.83%となっています。
中間決算のポイント
2018年3月期上期は、増収・減益
営業利益の通期見通しを下方修正
雑感
新型リーフ発表により国産電気自動車で1歩先行く日産自動車でしたが、完成検査不正で出鼻をくじかれてしまいました。
250億円の追加コストはともかく、今後の売上にどこまで影響するのか気がかりではありますが、今のところ一過性の物として、株価が下がったところで追加購入したいと考えています。私の場合、トヨタ自動車への投資額が多いので、そこの調整を先にしたいところですが。
完成検査は、車両の出荷前に行われる車検のようなもので、検査員は社内で認定された人となっています(正規検査員)。これを認定されていない補助検査員が行っていたこと、あたかも正規検査員が行っていたように偽装していたことが問題になっています。
一応、法令による検査なのでルール違反はルール違反でペナルティーを受けても致し方ないのですが、ここまでニュースにされるものなのか疑問です。検査をしていなかった、数値をごまかしていた、事故が発生していたなら別ですが、社内認定の有無でここまで大騒ぎになるのかと。
三菱自動車の燃費不正の時は、税金不正が絡んでいたようなので理解できます。でも、これだって、通信業界のベストエフォートです!よりかわいらしいと思うんですがねぇ。日産・三菱は何か敵に回してはいけない物を、敵にしてしまったのだろうか?