浪費家ナッツです。おはようございます。
行動経済学まんが「ヘンテコノミクス」を読んでみました。
活字読めと言われてしまうかもしれませんが、普段読み慣れていないとなかなか頭に入ってこないですよね。だったらマンガでも何でも「知る」きっかけには良いと思うのです。
行動経済学とは?
人間がかならずしも合理的には行動しないことに着目し、伝統的な経済学ではうまく説明できなかった社会現象や経済行動を、人間行動を観察することで実証的にとらえようとする新たな経済学。
(中略)
しかし日本経済がバブル経済期に株式や土地投機に熱狂して大きな損失を被ったように、人々は合理的とはいえない行動をとるケースがままある。こうした非合理性な人間の行動に一定の法則性をみいだし、行動の癖や傾向を明らかにするのが行動経済学である。
ヘンテコノミクス
実は、行動経済学の書籍購入はヘンテコノミクスで2冊目です。
最初は、海外の大学教授が書かれた本の翻訳版を購入したのですが、読みこなせず途中で止まってしまいました。私のレベルでも読める物はないかと探していたところ見つけたのが「ヘンテコノミクス」です。
タイトルもヘンテコながら、カバーからヘンテコ。マンガなら取掛りには良さそうだし、サザエさんの原作っぽい絵柄に好感を持ちながら購入してみました。
後書きを読んで見たところ、サザエさんで行動経済学を表現しようということでこの書籍になったとか。
図:第1話「塀のらくがき」より
さて、本書籍は4ページ程度のサザエさん風マンガを交えた23本のお話になっています。上図はアンダーマイニング効果のお話(最初一部のみ)。
こんな感じでテーマ毎に完結した物語となっているので読みやすい。1話1話読みながら「あるある~」なんて思ってしまいます。
もちろんマンガだけでは終わらず、簡単な解説もあるのでマンガだけで分からなくても大丈夫です。
簡単に触れられるので頭には残りにくいかもしれませんが、難しいことはさておき行動経済学に触れてみたい方にはオススメできる本だと思います。
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