浪費家ナッツです。おはようございます。
楽天証券において国内株式(現物)の夜間取引の取扱いが開始されます。
以前より対応しているPTSの日中取引(8:00~16:00)と合せると、取引可能時間が主要ネット証券最長になります。
夜間取引ができるとなると、仕事が終わってからゆっくり売買ができそうです。
ただ私の印象では、参加者が少なくなかなか取引が成立しない印象です。
それでも2018年3月に松井証券が、そして今回2019年3月より楽天証券が夜間取引に対応しようとしています。少しでも参加者が増えいつでも取引できるようになったら素敵ですね。
PTSって?
PTS(Proprietary Trading System)は、東証などの証券取引所以外で株式の売買ができる施設の取引システム。
東京証券取引所の取引可能時間は9:00~11:30、12:30~15:00と短時間です。
一方PTSはその前後、および夜間(17:00~23:59)も取引ができるところが魅力です。
楽天証券の国内株式で夜間取引開始
2019年3月18日より、楽天証券で国内株式(現物)の夜間取引(赤枠部分)が出来るようになります。
取引可能時間は17:00~23:59まで。
国内株式の夜間取引はあまり活発ではない印象を持っていますが、楽天証券が加わることで少しでも活発になってくれると嬉しいですね。
注意点
夜間取引の売買は、翌営業日の日中に取引したのと同じ扱いになります。
どういうことかというと
- 権利付き最終日の夜間取引は配当・株主優待対象外
- いちにち定額コースの手数料は翌営業日の取引手数料に合算
- 夜間取引で買付(売却)、翌営業日に反対売買すると日計り取引になる
他社の夜間取引対応は?
SBI証券
デイタイムセッション(昼間取引) 8:20~16:00
ナイトタイムセッション(夜間取引) 17:00~23:59
松井証券
デイタイムセッション(昼間取引) 8:20~16:00
ナイトタイムセッション(夜間取引) 17:00~23:59
マネックス証券
対応なし
ただし、2019年春よりPTS取引サービスを提供と発表されています。
発表日は2018年6月21日ですが、この発表以降の動きがなさそうです。
また、東証の立会時間外(寄り前、昼休み、引け後)にも取引が可能と説明があるが、夜間取引の言及もありません。
PTS取引サービスを来春より提供開始 | 最新情報 | マネックス証券
カブドットコム証券
対応なし
※日中はSOR注文により間接的に取引されることはある
SORを利用すれば、PTS市場で夜間の株式取引も行えますか。
まとめ
- 楽天証券で国内株式(現物)の夜間取引が可能になります
- 主要ネット証券で夜間取引対応は3社目
- 楽天証券の夜間取引は翌営業日の日中に取引したと扱われる(優待等)
関連記事