浪費家ナッツです。おはようございます。
2019年3月23日(土)よりSBI証券の国内株式の注文方法が大幅に拡充されます。
拡充されるのは、次の特殊注文3種類です。
- OCO注文
- IFD注文
- IFDOCO注文
FXではよく見かける注文方法ですね。
概要
リリース日 |
2019年3月23日(土)予定 |
対象取引 |
現物取引、信用取引 |
対象チャンネル |
Webサイト、HYPER SBI、SBI証券 株アプリ |
取引手数料 |
国内株式の手数料と同じ |
OCO注文 |
指値と逆指値同時注文 |
IFD注文 |
買い注文と売り注文を同時に注文 |
IFDOCO注文 |
買い注文と同時に売り注文を指値・逆指値を同時に注文 |
OCO注文とは?
OCOは「One Cancels Other=ひとつが約定したら、もう一方はキャンセル」の略です。
下の例だと、株価が9500円まで上昇したら売却(注文A)と株価が9100円まで下がったら売却(注文B)という2つの注文を同時に発注しておき、どちらか先に条件に達した方で約定するもの。
IFD注文とは?
IFD注文は「If Done=もし約定したら」の略。
最初の注文が約定したら、自動的に次の注文を発注される注文方法です。
下の例だと株価が、9000円になったら買付(注文A)と9500円になったら売却(注文B)という注文をだしておきます。もし注文Aが約定したら注文Bが発注されます。
IFD注文では、買付→売却(現物取引の場合)、新規建→返済(信用取引)の組合せのみ発注できます。
IFDOCO注文
IFDOCOはIFD注文とOCOを組み合わせた注文です。
最初の注文が約定したら自動的にOCO注文が出されます。
少しややこしく感じますが、下の例でいうと、
①株価が9000円になったら買いの注文(注文A)
②注文Aが約定した後に株価が9500になったら売却(注文B)
③注文Aが約定した後に株価が8700になったら売却(注文C)
という3つの条件で注文を出しておきます。
注文Aが約定した後で注文B、Cのどちらか先に条件に達した方の注文が執行されます。
機能追加に伴う注意事項
今回の機能追加完了までの間、次の制限がかかります。
・国内株式の注文期間が3月22日(金)までに限定
・3月22日(金)の取引時間終了後~3月23日(土)20:00まで国内株式の注文受付停止
雑感
急な相場変動に備えて今回実装されるような特殊注文はありがたいです。
あとは発注可能期間が3ヶ月先くらいまで指定できると便利なのですがいかがでしょうか?
ただ、個人的にはS株(端株)取引メインとなってしまったので、あまり活躍の場がなさそうなのが残念です。
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