浪費家ナッツです。おはようございます。
JT(日本たばこ産業)から2018年6月期の配当金をいただきました。
今年3月頃に配当利回りが5%を超えたことで投資ブログ界隈では大きな話題になりました。私もこのタイミングで追加投資していますが、評価損の状態です。年末には新型プルーム・テックが出るとのことですが、業績回復となるか期待したいところです。
JTから中間配当
2018年12月期の配当は1株あたり150円(中間75円、期末75円)が予定されています。
2018年9月5日時点の株価は2,910円ですから、現在の配当利回りは5.15%。これは国内株式市場の配当利回り(会社予想ベース)で第5位と屈指の配当利回りとなっています。
ちなみに2018年中間配当は9月3日に支払われました。前期末配当は2018年3月28日に支払われています。
JTの配当金推移
JTの配当金推移です。2018年度(2018年12月期)の年間配当、配当性向は予想。
JTは2009年度以降、株式分割や会計期の変更を行いつつ連続増配を更新しています。
株主優待
JTの株主優待は、保有株数に応じてJTグループの製品が提供されます。保有株数により選択肢・量が変わります。
また保有株数によらず株主が希望すればJTのカレンダーが貰えるようです。
保有株数 | 優待品 |
---|---|
100株以上200株未満 | グループ企業製品1,000円相当 |
200株以上1,000株未満 | グループ企業製品2,000円相当 |
1,000株以上2,000株未満 | グループ企業製品3,000円相当 |
2,000株以上 | グループ企業製品6.000円相当 |
2018年中間決算
海外たばこ事業
海外たばこ事業は、相次ぐ買収により販売数量を伸ばしています。
近年だと2017年にインドネシアのカリヤディビア・マハディカ、フィリピンのマイティー・コーポレーション。2018年にはロシアのドンスコイ・タバック、バングラディシュのアキジグループの買収を発表している。
どうしてもドンタコスと読んでしまうが、ドンスコイ・タバック。毎回読み間違える。
国内たばこ事業
国内では前年比10%を超える販売縮小が続いています。RRP(加熱タバコを含むリスク低減製品)関連の売上収益増も、紙巻きたばこの減収を相殺しきれていない。
JTは2020年までに新型加熱式たばこを投入し、RRP市場で40%のシェア獲得を目指すことを計画している。
国内RRP市場というと、フィリップモリスのiQOS、BATのglo、JTの3社が目立ちますが、その中で40%というとやや物足りない気がしますね。
医薬事業・加工食品事業
医薬品事業の調整後営業利益は前年同期比+26.7%と好調。
ただ先日気になるニュースがでています。
米国製薬大手のキリアドから提携解消の申し入れがあり交渉中という内容。JTは同社製品を子会社の鳥居薬品を通じて販売しており、販売規模は年間200億円と言われる。解消されれば医薬事業売上に大きな影響を与えそうです。
雑感
国内売上の大幅減が続いています。7月には予定を早めプルーム・テックの全国発売を行っていますので、この効果で収益改善に期待したいところです。
SankeiBizによると、2018年7月時点で加熱式たばこデバイスの販売が400万台を突破しBATのgloを抜き、国内市場でシェア2位となったそうです。
ただ、私の身近な人達を見るとプルーム・テック全国発売の効果は小さい様に見えます。先行したiQOSはハードの値段が高い上、故障が多いことから乗換えている人も増えているようですが、行き先はgloが多い様子です。
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