浪費家ナッツです。おはようございます。
キヤノン【7751】から2018年6月期の配当金をいただきました。
直近のキヤノンの株価は下落傾向で年初来安値をつけました。配当利回りはついに5%が見えるところまで来ています。国内のメジャー企業で配当利回り5%越えは、日産自動車、JTくらいですから、キヤノンも5%超えてくるようなことがあれば、注目を集めそうですね。
キヤノンから中間配当
キヤノンは予想配当を出していないため2018年12月期の年間配当は不明です。
ただ7月26日の余剰金の配当に関するお知らせにて、中間配当は昨年の配当の2分の1を基準としたと発表しています。また、キヤノンは過去30年間減配がないことから順当に行けば2017年に続き2018年も160円(中間80円、期末80円)となるのではないでしょうか?
2018年9月7日時点の株価は3,389円ですから、現在の配当利回りは4.72%(年間配当160円とした場合)。これは国内株式市場の配当利回り(会社予想ベース)_に当てはめると20位前後になります。
ちなみに2018年中間配当は8月27日に支払われました。前期末配当は2018年3月30日に支払われています。
キヤノンの配当金推移
キヤノンの配当金推移です。2018年12月期の年間配当、配当性向は予想。キヤノンは1988年度以降、連続増配ではないものの30年間減配を行っていないところがポイントですね。
株主優待
キヤノンは株主優待を設定していません。
キヤノンの株主還元方針で「直接的な株主還元としては配当を中心に考えています。」と宣言していることからも、今後も株主優待制度ができる可能性は低そうです。
2018年中間決算
事業構成
キヤノンは現在大きく4つの事業から成り立っています。オフィス(複合機、レーザープリンターなど)、イメージングシステム(カメラ、インクジェットプリンター)、メディカルシステム、産業機器です。
オフィス
現在の主たるビジネスは複合機です。キヤノンの売上の約半分を占めています。複合機の販売だけでなく、インクの販売でも継続的に売上を取っています。
イメージングシステム
キヤノンの製品といったら一番最初に思い浮かぶのは、デジカメとインクジェットプリンターですよね。
最近はスマートフォンのカメラ性能向上によりコンパクトデジタルカメラでは厳しい状況に立たされています。今後カメラメーカーはミラーレスでの勝負になっていくのでしょう。
メディカルシステム、産業機器
メディカルシステム
産業機器
メディカルシステムは東芝から買収したものです。CTや超音波診断装置などが主力ですね。キヤノンのイメージング技術を活かし成長させられそうな事業ですね。
最近の話題
ミラーレスカメラEOS Rを発表
2018年9月 キヤノンは高級ミラーレスカメラ「EOS R」を発表しました。
"R"はReimagine optical excellenceのこと。大型画像センサーを搭載した「フルサイズ」カメラを投入するのは同社初。10月下旬発売で本体の予想価格は25万円程度になる見込み。
ESETファミリーセキュリティー
ESETファミリーセキュリティーは、簡単にいうとウィルス対策ソフトです。ウィンドウズだけでなく、Androidにも対応しています。
キヤノンの連結子会社キヤノンITソリューションズ株式会社が販売しています。
ウィルス対策ソフトというと、ノートンやカスペルスキーなど老舗が大きくシェアを持っていますが、ESETも結構オススメです。なんといっても性能悪くなくお手頃価格なのがとっても◎。
ライセンスの種類が多くありややこしいところが残念ですが、ESETファミリーセキュリティー5台3年版は、その名の通り最大5台にインストール可能で3年間利用できます。
特に現在は、国内販売15周年記念ということで50,000本限定4,980円(9月8日調べ)。さすがに5台分全て使い切れないかもしれませんが、複数端末利用していれば1年あたり1,000円未満のコストで済みます。
ESET ファミリー セキュリティ (最新版) | 5台3年版 | カード版 | Win/Mac/Android対応
雑感
昨年11月、純利益の上方修正発表で株価は4,472円まで戻しました。あれから約1年、純利益予想は計画とほぼ変わらないというのに、現在の株価は30%ダウンになっています。
これから株価が大きく上がっていくのか、このままずるずると下がるのかなんて誰にも分かりませんが、配当利回り5%を超えたところでちょびちょび買い足して行きたいと考えています。
参考サイト
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