浪費家ナッツの投資日記

浪費家によるインデックス投資の積立・高配当米国ETF・高配当国内株の運用日記です

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)とS&P500比較

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浪費家ナッツです。おはようございます。

 

MSCI社のインデックスというと、日本だとMSCIコクサイが一番有名なのかと思います。でも「コクサイ」と言いつつ、全世界ではない。日本も含まれていない。

 

では、全世界を対象とした投資信託・ETFと言ったら、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」が有名だと思いますが、これはMSCI社のインデックスには連動していません。

 

MSCI社のインデックスに全世界を対象としているものはないの?ということで探してみたところありました。その名も「MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)

 

更新履歴
2017年11月18日 新規投稿

2019年1月6日 データを最新版に差替え 

 

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスとは

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)は、MSCI社が提供するインデックスで、先進国および新興国の大型・中型株で構成されています。

 

構成銘柄数2,400で、各国市場の時価総額上位85%をカバーします。

 

MSCI ACWIを分解すると
MSCI ACWI = World Index(=コクサイ + ジャパン) + エマージング・マーケット
になります。

 

 

時価総額はどれくらいか?

「myIndex」によると、全世界の株式時価総額は44.3兆ドル(約5,000兆円)。日本だと3.6兆ドル(約400兆円)、もう数字が大きすぎて想像すらできないですね。

 

世界45カ国_株式時価総額_2018年11月時点

 

世界45カ国_株式時価総額_国別シェア_2018年11月時点

引用:「myIndex」より

 

 

 

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスのパフォーマンス

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス過去30年の年率平均リターンは+7%。マイナスになる年やそれ以上の結果となった年を均しての結果です。

30年前に100万円投資していたら現在761万円になる計算。

MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスのパフォーマンス

引用:「myIndex」より

 

 

S&P500のパフォーマンスと比較

MSCI-ACWIのうち約50%が米国の株式から構成されているということで、S&P500とパフォーマンスの比較をしてみました。

 

S&P500については、S&P500とMSCIコクサイ比較 をご覧ください。

 

直近1年間のパフォーマンスはS&P500が圧勝です。過去に期間を延ばしてみていっても基本的にS&P500の方が良い結果でした。リスクは時期によりまちまちですが、差はないと言って良いでしょう。

 

私のイメージで言うと、新興国はリスクもリターンも先進国よりも大幅に高い印象でした。なので、例え10%とは言え新興国を含んでいるMSCI ACWIの方がリスクもリターンも高いと思っていましたが、そんなことはなかったですね。

 

表:S&P500 パフォーマンスの過去実績

S&P500_パフォーマンス_2018年11月時点



 

 

MSCIコクサイのパフォーマンスと比較

今度は、MSCI ACWIのうち約80%がMSCIコクサイということで、MSCIコクサイのパフォーマンスと比較してみました。

 

MSCIコクサイについては、S&P500とMSCIコクサイ比較 をご覧ください。

 

比較すると一貫して、MSCIコクサイの方が若干ですがパフォーマンスもリスクも高いです。S&P500と比較した時と同様に、新興国市場が含まれているMACI ACWIの方がリスクもリターンも安定と面白い結果となっています。

 

 

表:MSCIコクサイ パフォーマンスの過去実績

MSCIコクサイ_パフォーマンス_2018年11月時点

 

 

 

関連する商品

つみたてNISAの対象商品を見ると、MSCI ACWIに連動する投資信託は2商品しかありませんでした。さらにMSCI ACWI(除く日本)も対象に入れると合計6商品になります。

 

他に、連動するインデックスが異なるものの全世界株式に投資するインデックス・ファンドとして、楽天・全世界株式インデックス・ファンドがありますが、これは別に機会があったら情報確認してみたいと思います。

 

 

MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円ベース)

ファンド名 運用会社 純資産
(百万円)
保有時
売却時
リターン
リスク
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ 367 0.142%
-
-
全世界株式インデックス・ファンド SSGA 839 0.48%
0.30%
+0.2%
13.8%

三菱UFJ:三菱UFJ国際投信
SSGA:ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ
保有時:信託報酬率
売却時:信託財産留保額

 

 

MSCI ACWI(除く日本)

ファンド名 運用会社 純資産
(百万円)
保有時
売却時
リターン リスク
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 三菱UFJ 3,120 0.142%
-
-
野村つみたて外国株投信 野村AM 4,483 0.19%
-
-
三井住友・DCつみたてNISA・全海外株
インデックスファンド
SMAM 10,190 0.25%
-
+0.7%
13.7%
eMAXIS 全世界株式インデックス MUFG 7,977 0.60%
0.05%
+0.3%
14.0%

三菱UFJ:三菱UFJ国際投信
野村AM:野村アセットマネジメント
SMAM : 三井住友アセットマネジメント
MUFG : 三菱UFJ国際投信
保有時:信託報酬率
売却時:信託財産留保額

 

 

 

まとめ

MSCI ACWIという全世界に投資するインデックスについて色々調べてみました。

 

1つの商品で全世界に投資できることにロマンを感じていたのですが、過去の実績を見る限り米国市場だけ、S&P500だけ買えば良いのでは?と思える内容でした。

 

ウォーレン・バフェット氏が、自分の死後に備えて、奥様に「資金の90%をS&P500に投資せよ」という言葉を残しているのもうなずけます。

 

これだけすごい結果を残している米国ですが、今後も同じとは限りません。そう考えると多くの国の市場に手広く投資するスタイルでいきたいですね。

 

少し前まで全世界に投資できる投資信託は高コストなものしかありませんでした。

2018年10月に「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」が登場し環境が変わりつつあります。運用開始から間もないので純資産が少ない、実質コスト等が不明です。これからに期待ですね。

 

では現時点(2019年1月)で他の商品の中から選ぶなら、私は三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンドを選びます。ただし、eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)の実質コストが判明したら、こちらを選ぶかもしれません。

 

 

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