浪費家ナッツ(@rouhi_nats)です。おはようございます。
JT(日本たばこ産業)というと、配当利回りが5%を超えたことで大きな話題になりました。今回の株価急落で新規購入した方、追加購入した方も多いと思います。私も単元未満株ではありますが、2月下旬に追加購入を行っています。
JTから配当金入金
JTの年間配当は2017年12月期が1株あたり140円、2018年12月期は1株あたり150円が予想されています。3月28日時点の株価が3,021円でしたので、配当利回りは5.0%という高配当銘柄になります。(正確には、4.965243%です)
JTの配当金推移
JTは過去10年の間に株式分割(1:200)、会計期の変更3月期→12月期(2014年)等ありますが、基本的に増配を続けています。
2017年12月期の年間配当は140円。配当性向63.9%。
2018年12月期の年間配当は150円。配当性向68.2%。
2018年12月期は約7%の増配になります。
ライバル企業の配当利回り
配当利回り | 配当性向 | |
---|---|---|
フィリップモリス(PM) | 4.10% | 81% |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) | 4.70% | 69% |
アルトリア(MO) | 4.40% | 70% |
株主優待
JTの株主優待は、保有株数に応じてグループの製品を提供するものです。
基準日:6月30日、12月31日現在の株主名簿に記録された100株以上の株主
保有株数 | 優待品 |
---|---|
100株以上200株未満 | グループ企業製品1,000円相当 |
200株以上1,000株未満 | グループ企業製品2,000円相当 |
1,000株以上2,000株未満 | グループ企業製品3,000円相当 |
2,000株以上 | グループ企業製品6,000円相当 |
期末決算つまみ食い
海外たばこ事業
総販売数量-0.1%。海外たばこ企業を買収しているにもかかわらずマイナスは気になりますが、維持は出来ている状態です。
国内たばこ事業
総販売数量-12.5%の大幅減。2018年1月期、2月期も前年同期比で10%以上減っているので、この流れは続きそう。主力ブランドシェアは維持している様にみえるが、分母が「紙巻きタバコ」のシェアなので、大きく減っていると考えられる。
JTは国内市場での販売減をプルーム・テックでカバーしていく予定ですが、全国展開の遅れ(6月→9月)や、iQOS等の人気を考えると楽観はできなそうです。
医薬事業・加工食品事業
雑感
私が国内株式を購入するときの基準は、税引き前の配当利回りで3.0%です。このため基準を大幅に上回るJTはガンガン買増ししたいのですが、タバコ企業には不安もつきまとうのでなかなか踏み切れていません。
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