浪費家ナッツです。こんばんは。
保有していた日産自動車【7201】株を売却しました。
きっかけはもちろん「カルロス・ゴーン会長が解任」されたことです。
日産自動車といえば、昨年も完成検査不正で話題となりました。完成検査不正の時は、ルール違反なのは理解しつつもどこでもやっていることだろうと考えていました。買増しもしていましたしね。
だけど、今回は売却としました。
配当利回り5%超を手放すのはとても惜しかったのですが・・・。
売却した3つの理由
1. カルロス・ゴーン氏解任
2018年11月19日日産自動車会長を務めるカルロス・ゴーン氏が金融商品取引法の容疑で逮捕されました。また、3日後の11月22日には日産自動車取締役会でゴーン氏の代表取締役会長職解任が決定されました。
私が日産自動車を購入した理由は、①電気自動車分野で国内企業では1歩先を行っていると考えていたこと、②高配当であること、③自動車業界の企業であること、④トップがカルロス・ゴーン氏であったことでした。
カルロス・ゴーン氏の手腕については賛否あるようですが、少なくとも日産自動車はそれなりに上手く廻っていると考えていました。
なので今回の解任で売却に大きく傾きました。
2. 相談して意思決定という体制に不安
ルノー・日産・三菱アライアンスは今後ルノーCEO代行ティエリー・ボロレ氏、日産自動車社長の西川広人氏、三菱自動車CEO益子修氏の3者により意思決定をする体制になるようです。
相談しながら意思決定していくと一見良さそうな体制にも思えるのですが、私は上手くいかないのでは?と考えています。
株式の所有割合とか、ルノーによる日産乗っ取りとか、連結子会社の日産自動車の方が時価総額が大きいとかあると冷静に意思決定できるのか?と。少なくとも意思決定にかかる時間は従来より大分長くなるのでは?。日本vsフランスと考えると人数的には2対1ですしね。
ゴーン氏がいなくても3社で上手くやっていけるというアピールが主で、結局はルノーによる統括(もしくは代表による統括)であればともかく、泥仕合になって空中分解しそうな気がしています。
3. 日産自動車、三菱自動車、ルノーの各トップが気に入らない
普段、保有している企業トップについてあまり気にしないのですが、ニュースに出ていた各企業トップの顔写真が気に入らなかったから。
直接的に書きませんが、私の仕事場でも話題になりました。ぱっと見で持つ印象って意外とみんな近いのかな?
普段は投資先企業トップの手腕を気にすることはあっても、「顔が気に入らない」という理由で判断することはないのですが、今回は特別です。相性みたいなもの。
雑感
電気自動車関連で期待を寄せている日産自動車株を売却していまいました。
なんか感情的な理由で売却しているので、5年後、10年後になって失敗したと思うかもしれません。でも不安なまま過ごしていくよりは良いと考えています。
ただ、これで自動車関連企業の手持ちがゼロになってしまいました。
投資を始めて以降、自動車関連株を全く保有していないのは初めてのこと。ちょっと不安でさびしくもありますが、次の投資機会を探っていこうと思います。
関連記事