浪費家ナッツです。おはようございます。
2018年6月よりNTTドコモのdポイントを使った「ポイント投資」を行っています。
早い物でもう5ヶ月が経過しました。2018年の株式市場は2017年とは打って変わり上がりそうで上がらず、下がりそうで下がらず。ダラダラとした状態となっています。
ポイントを使って株式&債券に投資する「ポイント投資」ももちろんその影響を受けるので芳しい状況とは言えませんが、定期的な観察を続けています。
2017年頃より現金ではなく、「ポイント」を使って投資できるサービスが増えて来ています。ポイントとは言え買い物に使えるので現金同等物なのですが、多少減ったところで生活を脅かすこともなく、なんとなくですが気軽に投資に参加できるのが良いですよね。
dポイント投資とは?
NTTドコモのポイントサービス「dポイント」を使った投資体験サービスです。
NTTドコモと契約していなくても、dアカウントを持っていれば参加可能なので気軽に参加できます。
投資とは言え難しいことは不要で、運用するポイントを決定すること、2つある運用コースから1つを選択するだけです。
証券口座開設不要、100ポイント単位で体験可能、もちろん直接現金を投資する必要もありません。
あとは投資一任運用サービスTHEOが勝手に行ってくれます。
お任せでやっても経験にならないのでは?と思われるかもしれませんが、
・2つの運用コースの値動きから特徴を感じ取ること
を自分のポイントを使って体験してみることが大切と思います。
ベンチマークと成績
ベンチマークの作成
NTTドコモのポイント投資は、「THEOグロース・AIファンド(世界の株式)」、「THEOインカム・AIファンド(世界の債券中心)」を組み合わせたもので運用されます。ただ両者ともに連動するインデックスがないので勝手に指標を作って比較していきたいと思います。
私の選択しているコースはアクティブコース(株式:債券=80:20)を選択中なので、次の物を合成して疑似インデックスとします。
・楽天・全世界株式インデックス・ファンド 80%
・ニッセイ外国債券インデックス・ファンド 16%
・ニッセイ国内債券インデックス・ファンド 4%
※シティ世界国債インデックスのうち日本の構成比率は20%。ニッセイ外国債券インデックス・ファンドはシティ世界国債インデックス(日本除く)
ベンチマークの成績
ベンチマークは、2018年6月25日の基準価格が10,000となるよう補正すると、11月22日時点の基準価格は9,746になります。
参考:基準価格(補正前) 6月25日時点 / 11月22日時点 / 騰落率
楽天・全世界株式IF 10,266 / 9,896 / -3.60%
ニッセイ外国債券IF 10,781 / 10,912 / +1.22%
ニッセイ国内債券 IF 10,421 / 10,360 / -0.59%
運用成績比較
dポイント投資開始時点(6月25日)が10,000となるように、dポイント投資とベンチマークの値動きをプロットしています。
運用開始5ヶ月目はちょっぴりプラスという結果になりました。
200ポイントを投じていますが、現在の評価値は191ポイントです。
やっぱりマイナスになると悔しいという気持ちは出てきますが、ポイントですし、焦らず経過を見守っていきましょう。
※dポイント投資の方は途中で追加投資を行っていますが、上記に合うような補正を行っています。
運用コース毎の値動き比較
直近1年のアクティブコース、バランスコースの値動きを比較してみましょう。
値動き幅の大小に違いはありますが、アクティブコースもバランスコースも大雑把な動きは同じで、どちらか一方だけが増加とはなっていません。
値動きは株式が多く含まれるアクティブコースの方が荒いですね。大きく増えることもありますが、一旦マイナスとなるとガツンと来ます。10月以降は特徴的ですね。
これからポイント投資を始めて見ようと思われる方は、どちらのコースが自分に合うか改めて考えてみましょう。
雑感
ポイント投資5ヶ月目は前月比+1.1%(累計-3.3%)という結果となりました。
2ヶ月連続マイナスとならずに一安心。前回チェックした時は1ヶ月で-8.3%と結構大きく下げましたしね。
ポイント投資は、プラスになってもマイナスになっても影響を受けるのは「dポイント」だけというのがありがたいですね。安心して放置しておきます。
ポイント投資のルール改定
2018年11月19日にポイント投資のルール改定が発表されています。
【変更内容】
1日に追加可能なポイント数に上限を設定
2018年12月17日(月) 0時~
変更前:上限なし
変更後:1日2,000ポイント(ポイント投資のみの場合)
1日10,000ポイント(THEO+ docomoも利用している場合)
変更理由は、利用状況を総合的に考慮した結果だそうです。わざわざ改訂したということは、大量のポイントを何度も出し入れしている人がいて、そこに不都合があるということでしょうね。
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運用4ヶ月目の記録です。
2018年10月より楽天グループでも「楽天スーパーポイント」を使った投資体験サービス「 ポイント運用」が開始されています。
ポイント投資を体験して実際の投資に興味をもったら。
こちらは私がメインで行っているインデックス投資の運用状況紹介記事です。(ポイント投資ではありません)