浪費家ナッツです。おはようございます。
投信積立をしつつもWeb小説に夢中になっている間に、色々動きがあったようです。
大分遅れてしまいましたが、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の運用報告書が上がっていたので軽くチェックしておこうと思います。
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)とは?
国内で販売されている投資信託で「世界」とか「グローバル」と名前がついているものは多数あります。
ただ、よくよく調べてみると「除く日本」というものばかりで、日本を含み先進国、新興国共に投資でき成功していると言えるのは、2本だけ。
1つは「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」、もう一つが「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」です。
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、MSCI社が提供するインデックスのMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(MSCI ACWI)に連動を目指す投資信託です。
実質コスト
2018年10月31日に新規設定されたeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)ですが、2019年4月25日に第1回決算を迎え実質コストが判明しました。
2018年10月31日~2019年4月25日までの実質コストは0.119%でした。
年率に直すと0.24540%になります。
全世界の株式に投資できるライバル「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」の1期目の実質コストは0.4871%でした。
対象期間が大きくずれているので単純比較できませんが、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の実質コストは十分格安と言えそうです。
ベンチマークとの差異
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の騰落率9.3%に対し、ベンチマークの騰落率は9.5%と0.2%の差となりました。
0.2%の差のうち、0.119%が運用管理費用なので十分連動していると言えそうです。
雑感
たった1本で全世界に分散投資できる投資信託としてeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に注目しています。
約半年で純資産金額30億円突破、実質コストは年率0.25%、連動を目指すインデックスとの乖離も0.2%好成績を残してくれました。
従来の国内株式、先進国株式、新興国株式の組合せで自分好みを作るのも面白いですが、1本だけで淡々と買い続ける選択肢が出てきたことでインデックス投資へのハードルが下がると嬉しいですね。
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