浪費家ナッツです。おはようございます。
早いもので2018年もあと2週間ほどとなりました。
12月というと仕事に家庭に忙しいですが、投資の世界でも損出しや配当の権利取り、株主優待の権利取り、NISA投資枠の使い切りとやることが多くなってきますね。ふるさと納税の枠を使い切るというのもありますか。
今日は、2018年のNISA投資枠で買付できるのはいつまでか?というお話です。
NISA投資枠は受渡日で考える
NISA投資枠は受渡日を基準として考えます。
2018年の最終営業日は12月28日(金)となります。
例年は12月30日となるのですが、今年は日曜日ですので2日前倒しになります。
また、12月24日は振替休日ですのでこちらにも注意しましょう。
国内株式の場合
国内株式の場合、12月25日(火)に約定すれば年内に受渡し完了です。
ただし、PTS市場の場合は、約定日の考え方が異なりますのでご自身が取引している証券会社で確認しておきましょう。
参考に、SBI証券と楽天証券場合をまとめておきます。
SBI証券の場合
デイタイムセッションの場合、売買が成立した日=約定日。
約定日から起算して4営業日目が受渡日。
ナイトタイムセッションの場合、売買が成立した日=約定日。
約定日から起算して5営業日目が受渡日。
※12月21日(金)までに約定すると年内取引扱い
楽天証券の場合
売買が成立した日=約定日。約定日から起算して4営業日目が受渡日。
投資信託の場合
投資信託も12月28日(金)までに受渡しとなれば、2018年NISA枠となります。ただ少し厄介なところがあります。
商品により注文日を約定日とする場合と、注文日の翌営業日を約定日とするなどものがあります。また、受渡日が約定日の3営業日後のもの、4営業日後などがあります。
商品によりルールがまちまちです。
参考に<購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンドについて、SBI証券、楽天証券の内容をまとめておきます。
SBI証券の場合
約定日=注文日です。ただし、15時以降の注文は翌日営業日扱いになります。
12月17日 15:00までに注文:12月17日約定
12月17日 15:00以降に注文:12月18日約定
また、受渡日は約定日から4営業日後になります。
楽天証券の場合
約定日の記載はありません。ただしSBI証券同様に15:00以降の注文は翌営業日扱いになります。
受渡し日は、申込み受付日から起算して5営業日目となります。
注意したいこと
○営業日後だったり、○営業日目だったり。約定日を含むのか否かなど。この辺は表記を統一してほしいものです。
米国株式・ETF
米国株式・ETFも12月28日(金)までに受渡しとなれば、2018年NISA枠となります。
ただし、現地の24日は半休場、25日は休場となります。
こちらも証券会社により受渡日の計算が異なるので注意が必要です。
SBI証券の場合
現地約定日の翌営業日が国内約定日。国内約定日から2営業日目が国内受渡日。
楽天証券の場合
米国市場の約定日の翌国内営業日を当社約定日とする。当社約定日から起算して4営業日目(T+3)が受渡日になります。
約定日の3営業日後に決済すること。
Tは「Trade date」のことで証券や外国為替の売買が成約された日(約定日)を指します。「T+1」は決済日が約定日の翌日となる翌日決済のことです。
引用:大和証券
まとめ
- 2018年NISA枠は、受渡日が12月28日(金)までのもの
- 国内最終営業日が例年よりも短いので注意が必要
- 投資信託、米国株・ETFは証券会社のルールに合わせた取引が必要
今年は営業日が短く祭日等もあるので例年以上に注意が必要です。NISA投資枠を使い切りたいのであれば、早めに注文しておくのが吉でしょう。
私は2018年NISA投資枠は先週までに使い切りました。取引ルールの記載がやや曖昧なのでギリギリ注文は怖かったので、早め早めの行動です。
投資信託の取引ルールについて、SBI証券と楽天証券で違いがありそうだと思っていたのですが、今回違いがあることがハッキリわかりました。記載内容も曖昧な部分が残っているので非常に分かりづらいですね。なんとか表記を統一してほしいものです。
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NISA投資枠を使い切るには、投資信託がオススメです。ネット証券であれば100円以上から1円単位で金額指定買付ができます。