浪費家ナッツです。おはようございます。
大和証券投資信託委託株式会社の低コストインデックスファンドiFreeシリーズの運用管理費用(信託報酬)引下げが発表されました。
iFreeシリーズは、購入時手数料ゼロ、低めに設定された運用管理費用と15種類もの商品ラインナップをもつインデックスファンドです。
発表内容
2019年5月15日、大和証券投資信託委託株式会社はiFreeシリーズの運用管理費用の引下げを発表しました。
対象は、「iFree 日経225インデックス」および、TOPIXへの連動を目指す「iFree TOPIXインデックス」の2ファンドです。
変更予定日:2018年6月13日
今回の運用管理費用引下げにより、iFree日経225インデックスおよびiFree TOPIXインデックスは、現時点で最低信託報酬率のeMAXIS Slimシリーズと並ぶことになります。
ライバル商品比較
実質コスト編
各投資信託の実質コスト順に並べています。
6ヶ月前、信託報酬率最安は0.1717%(税込み)でしたが、そこからさらに0.01%強も下がっています。
<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズは、2018年10月31日に発表した監査費用の引下げを加味したものです。
この引下げが両投資信託に適用されるのは2019年2月からです。
日経平均連動商品
TOPIX連動商品
<購入・換金手数料なし>ニッセイシリーズ監査費用の引下げの発表詳細です。
純資産編
各投資信託2019年3月末現在の純資産額(億円)で並べています。
eMAXIS Slim国内株式(日経平均)は2018年2月に新規設定されたのでやや不利ですが、そのまま掲載しています。
日経平均連動商品
TOPIX連動商品
国内株式連動投資信託のコスト競争が熱い!
(1)iFreeシリーズは丁度半年前に運用管理費用の引下げを行っています。
信託報酬最安のeMAXIS Slimシリーズに並んだだけですが、これを機に日経平均・TOPIX連動ファンドのコスト引下げ競争が始まったようです。
(2)信託報酬最安の壁を破ったのはSmart-i TOPIXインデックス。
意外な伏兵が潜んでいました。
2019年1月15日に発表されたSmart-i TOPIXインデックスの信託報酬率引下げ。
(3)業界最低水準の運用コストを目指し続けるeMAXIS Slimシリーズは徹底対抗!
(4)eMAXIS Slimシリーズは、運用コストを比較する対象をiDeCo採用のものにまで拡大し頭ひとつ抜け出す。
(5)今回のiFreeシリーズの信託報酬率引下げの理由は触れられていませんが、eMAXIS Slimシリーズに対抗した形になります。
まとめ
- iFree日経225、TOPIXの運用管理費用が競合商品最安水準に引下げられる
- 比較すると隠れコストは他に比べて若干高め
- 純資産はまだ少ないのでこれからに期待
国内株式に連動する投資信託もコスト競争が激しくなってきており、勢力も少しずつ変わってきています。
1年後はどんな景色になっているのでしょうね?
くらいつけiFree!
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