浪費家ナッツです。おはようございます。
楽天・バンガード・ファンド2019年6月度の月次レポートが上がっていましたので簡単にまとめておきます。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド、楽天・全米株式インデックス・ファンドが設定してからもう少しで2年が経過しようとしています。
当初心配されていたインデックスとの乖離も両ファンドでは目立たなくなってきています。
純資産もそれぞれ200億円、400億円の大台を超えました。
楽天・全米株式インデックス・ファンドに至ってはもう少しで500億円を突破しそうな勢いです。
ただ両ファンドに対抗しうる新たな情報も出始めました。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、対象となるインデックスは異なるものの楽天VT同様に全世界の株式に投資できる投資信託。
1回目の決算を迎え、低コストという優秀さを見せつけました。
純資産は楽天VTと比べ物足りなさはありますが、半年という期間を考えると十分に資金を集めています。
また、大手ネット証券会社では米国株・ETFの取引手数料を引下げました。
これにより楽天投信投資顧問を通さず直接VT,VTIを買付けることも容易になっています。
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
- 楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
- 楽天・米国株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
- 取扱い証券会社
- 関連記事
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)
第1回運用報告書での実質コスト
隠れコストの多くを占めていたものは、売買委託手数料でした。
マザーファンド構築1年目ということもあり、純資産に占める売買割合が多かったことが原因のようです。
これから2年、3年と経過するにつれ手数料割合は引き下がっていくと予想されます。
また、図には反映していませんが2月26日よりETF経費率が0.09%(引下げ幅:0.01%)に引下げられています。
直近1ヶ月の騰落率比較
当初設定日は、2017年9月29日。決算日は毎年7月15日。
直近1年の騰落率比較
新規設定から1年が経過したので1年間の騰落率も確認しています。コストの他に騰落率の乖離も少なくなる運用に期待したいですね。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
第1回運用報告書での実質コスト
上の図には含まれていませんが、2019年4月26日より楽天・全米株式インデックス・ファンドの運用管理費用引下げが実施されています。
直近1ヶ月の騰落率比較
当初設定日は、2017年9月29日。決算日は毎年7月15日。
直近1年の騰落率比較
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天VWO)
第1回運用報告書での実質コスト
楽天VT同様に、ETF経費率引下げが行われています。引下げ後のETF経費率は0.12%。
直近1ヶ月の騰落率比較
当初設定日は、2017年11月17日。決算日は毎年7月15日。
直近1年の騰落率比較
楽天・米国株式インデックス・ファンド(楽天VYM)
第1回運用報告書での実質コスト
こちらもETF経費率が引下げられています。引下げ後の経費率は0.06%です。
直近1ヶ月の騰落率比較
当初設定日は、2018年1月10日。決算日は毎年7月15日。
直近1年の騰落率比較
取扱い証券会社
2019年6月末時点の楽天・バンガード・ファンドの各商品取扱い状況です。
関連記事
2019年5月末時点の記録です。
楽天・バンガード・シリーズ2期目の運用管理費用の途中経過が掲載されています。
もう少し減って欲しい気はしますが、1期目より確実に下がりそうな気配。
楽天・バンガード・シリーズを保有するなら楽天証券が良いかもしれません。
投信保有ポイントなかなか馬鹿にできません。